サカタのタネは2027年5月期第1四半期決算で、円安効果で売上高が前年同期比7.2%増の247億円となる一方、営業利益・純利益は大幅に減少した。
2027年5月期第1四半期の売上高は前年同期比7.2%増の247億円となり、円安の影響による換算益が寄与した。売上総利益率の低下と人件費増加、前期の受取和解金の剥落が重なり、営業利益は前年同期比24.1%減の34億円となった。経常利益も為替差損の拡大などで24.6%減の37億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億5,000万円の和解金計上の影響が剥落し、38.4%減の22億円となった。
総資産は前連結会計年度末比2.2%増の2,216億円、純資産は1.9%増の1,824億円だった。短期借入金が82億円と大幅増加した一方、支払手形・買掛金は40億円と大きく減少した。投資有価証券は227億円と11.5%増加している。
第1四半期累計のキャッシュ・フロー計算書は作成されておらず、詳細な比較は開示されていない。減価償却費は前年同期比7.1%増の13億円、のれん償却は3400万円となっている。
2027年5月期通期の業績予想は、売上高が前期比5.5%増の1100億円、営業利益が2.9%増の135億円、経常利益は5.5%減の135億円、親会社株主に帰属する当期純利益は17.8%減の100億円を見込む。第2四半期累計では売上高は10.0%増の525億円、純利益は42.7%減の40億円と見込まれ、業績予想に修正はない。
2027年5月期の年間配当金は第2四半期末40円・期末50円の合計90円を予定。前期比で増配となる見通しだが、配当予想の修正はない。