NISSHAは2026年 第1四半期決算で売上高457億90百万円、営業益7億50百万円を確保した。通期予想は上方修正された一方、下期には中東リスクを織り込み5億円減額となる。
NISSHAが2026年第1四半期決算を発表し、売上高は前年同期比3.5%減の457億90百万円、営業利益は7億50百万円となり黒字を確保した。親会社株主に帰属する四半期利益は4億22百万円で、前年同期比331.4%増となる大幅な増益となった。
セグメント別ではデバイス事業の売上高が104億円(前年同期比▲23.3%)と大幅に減少した一方、産業資材は増収、メディカルは売上高が141億34百万円、営業利益8億41百万円とそれぞれ増益を確保した。モビリティ外装部品の拡大と蒸着紙の需要回復が寄与した。
通期見通しは上方修正され、売上高は1,980億円(前期比+1.6%)、営業利益70億円(+73.3%)、親会社株主に帰属する当期利益32億円(+219.4%)とした。上半期の売上高は940億円、営業利益18億円に引き上げたが、下期は中東情勢の長期化による原材料コスト上昇を織り込み、営業利益を従来予想の57億円から52億円へ減額した。
為替前提は第2四半期を155円/USD、下期を145円/USDに見直したことが通期予想の上振れに寄与した。デバイスの第2四半期は第1四半期と同程度の営業利益率を見込む一方、買収関連費用が計上される見込みで、純粋な実力値は約5%程度と見込まれている。