ネクストジェンは建設技能人材機構(JAC)の申請手続きと会員向け書類作成業務のDX化をCamundaで支援し、作業の属人化を解消して業務効率を大幅に向上させた。申請件数は約10倍に増えたが審査時間は短縮され、教育コストの削減も達成した。
背景としてJACは深刻な人材不足の中、外国人材の受け入れを支援する制度の拡大に伴い、申請データ処理が手作業中心となっていた。ネクストジェンはCamundaを活用した業務改善システムを導入し、申請手続きの自動判定と必要な人の確認を切り分ける運用へと移行した。
「受入支援サービスに関する申請手続き」の改善では、申請データを同システムで一次判定する仕組みを構築。自動判定が難しい申請のみを人が精査する運用に変更し、誤りのある手作業を撤廃した。申請件数は開始時と比べ約10倍となり、処理時間は大幅に短縮された。
「会員様向けの書類作成業務」では従来2名体制で月約5日間を要していた作業をシステム化。自動判定結果の確認とイレギュラーケースの判断のみで書類作成に着手できるようになり、作業時間と人件費の削減を実現した。教育コストの削減にも寄与している。
JAC 管理部 片山氏は、システム導入により業務の仕組み化が進み、教育や引き継ぎの負担が減ったとコメント。今後はCamundaを活用したAI連携の顧客伴走型の業務改善提案を拡大し、3年間で約36億円の事業規模を目指すとの展望が述べられている。