8月6日の日本市場では日経平均が反落し1300円超安となり、AI・半導体関連株が中心に売られた。円は157円台後半、債券は上昇し市場全体の不安定感を映し出した。
日経平均は前日の大幅高の反動や米国ハイテク株安を嫌気した売りで急落し、一時1300円を超える下げ幅となった。AI・半導体関連株に売りが集中し、全体の相場を押し下げた。
個別物色は株価を支える要因として働き、花王は通期営業利益予想の上方修正と株主優待の新設を発表。これにより花王は日中の上昇を記録し、オムロン株は営業利益予想の増額を受けて大幅高となった。
円は対ドルで157円台後半で推移。米雇用統計の発表を控え、参加者は様子見ムードを継続。ソニーフィナンシャルグループの見方では158円ちょうどの上値抵抗線が意識されている一方、介入警戒感を除くと円を積極的に買う材料は乏しい。
債券は原油価格の下落でインフレ懸念が後退し、買いが先行して上昇。市場関係者はAI投資サイクルの影響を見極める局面が続くとの見方を示している。