SCREENホールディングスは2027年3月期第1四半期決算で売上高1,217億円、営業利益143億円と減収減益だったが、 AI投資需要を背景に通期の売上高7,430億円、営業利益1,565億円へ上方修正し、年間配当も183円へ引き上げた。
SCREENホールディングスは7月28日に2027年3月期第1四半期決算を公表した。1Qの売上高は1,217億円、前年同期比で10.3%減となり、営業利益は143億円、前年同期比41.1%減と減収減益だったが、期ずれ案件の影響を想定通りと説明した。AI投資を背景に受注は過去最高を記録している。
通期見通しは大幅に上方修正され、売上高は7,430億円(前回7,250億円)へ、営業利益は1,565億円(前回1,500億円)へ引き上げられた。年間配当も183円へ増配され、過去最高を更新する見通しとなった。セグメント別ではSPEが減収減益、GAとFTは増収増益、PEは小幅な損益となった。
地域別では中国売上比率が前四半期の41%から27%へ低下する一方、欧米と台湾向けは上昇。需給ギャップとしては装置デリバリー前倒しの要請がキャパシティをやや超える場面があり、下期の受注・生産計画の確定度が焦点となった。
企業は生産能力の拡張投資を加速し、京都・長岡京で増産設備を来年前半に、彦根での効率化改修を進める。ポストセールス売上が初めて1000億円を超える見込みで、将来的な収益性の支えとして位置づけられている。