エフピコが新設されたプラスチック循環貢献賞に選出された。1990年から始まる四者連携の独自リサイクルを通じ、食品トレーや透明容器を再生する循環ビジネスを推進している。
エフピコは一般社団法人産業環境管理協会が主催し経済産業省が後援する令和8年度資源循環技術・システム表彰の新設部門「プラスチック循環貢献賞」に選出された。
同社は1990年から消費者・スーパーマーケット・包装資材問屋・エフピコの四者が連携する独自のリサイクルシステムを構築し、使用済み食品トレー・透明容器・ペットボトルを再生して新たな食品トレーや透明容器へ再商品化する循環型ビジネスモデルを実現している。
回収資材は高度な選別・洗浄・再生処理を経て食品容器原料として再商品化され、食品衛生法やポジティブリスト制度に適合する安全性を確保している。これらの取り組みは原油使用量・廃棄物の削減に寄与し、LCA評価でもCO2削減効果が示されている。
受賞理由としては流通関係者や消費者を巻き込んだ資源循環モデルの先駆的構築と長年の水平リサイクル推進の実績が評価された。今後は2031年3月期までにCO2排出量を31%削減し、2050年度までに実質ゼロを目指す方針を示している。