東京株式市場は2日、日経平均が大幅に続落して全面安となり、終値は1889円70銭安の64,325円64銭で取引を終えた。長期金利の上昇と原油価格の上昇が投資家心理を冷やした背景が指摘され、ハイテク株を中心に売りが広がった。
東京証券取引所でこの日の日経平均株価は大幅な下落となり、終値は前日比で1889円70銭安の64,325円64銭に落ち着いた。TOPIXも大きく下落し、全33業種が値下がりした状態となった。出来高は24億1905万株で、市場全体が売りの流れとなり、値下がり銘柄が9割超に達した。
市場の背景として長期金利の上昇が重荷となり、特にハイテク株が売られた。新発10年債の利回りが約30年ぶりの高さで推移したことが、資金の引き締め観測を強めた要因の一つと受け止められている。ソフトバンクグループや東京エレクトロンといった市場への寄与度の高い銘柄の株価下落が、平均株価の押し下げに影響したとの指摘がある。
原油価格の上昇も投資家心理を冷やす要因となっている。米原油先物価格の上昇を受け、企業の原材料費や輸送費のコストが膨らむとの見方が広がり、収益悪化への懸念が強まった。これにより市場全体のセンチメントが悪化し、全面安の展開を補強した。
なお、記事全体では新興市場の動向や個別銘柄の寄与度の大きさなど、複数の要因が重なる形で下落を説明している。今後の市場動向は長期金利や原油動向、世界経済の先行指標の動きを注視する必要があるとの見方が続いている。