東京市場は2日前場の寄り付きで日経平均が続落をスタートし、6万2800円程度まで下げて推移した。売りはAI・半導体株に波及し、キオクシアの利益見通しが市場予想を下回ったことが押し下げ要因となった。
前場寄り付きの日経平均は続落で始まり、取引開始時点で6万2800円程度と前週末比の水準から下げて推移した。投資家のリスク回避感が強まり、AI・半導体関連株の動きが相場を下支えする展開となっている。
主力銘柄の一角であるキオクシアは、2026年4月から12月期の連結営業利益を5兆2597億円と見込む一方で、QUICKのコンセンサスを下回る見通しを示した。これによりAI・半導体株を巡る投資心理が悪化し、他の関連銘柄への売り材料として波及した。
米国市場ではインテルの決算見通しが市場予想を下回り、同日のSOX指数が7%前後下落したことが国内半導体株の重荷となった。FTの報道によるとブラックストーンがAI投資資金の調達不透明感を指摘しており、AI関連銘柄全体の不安感を残した。
リクルートや三菱UFJ、伊藤忠が下落する一方、キリンHDやJR東海が値を上げる動きが見られ、TOPIXは続落の流れを維持している。これらの動きを踏まえ、個別銘柄の動向と市場全体のトレンドには依然として警戒感が強い。