日銀が昼過ぎに金融政策決定を公表する見込みで、物価の基調が2%へ「到達」したとの表現を巡る取材が注目されている。会合は2日間の日程で、金利は現状の水準を維持する見通しだ。
日銀は2日間の日程で金融政策決定会合を開いており、終了後には物価上昇率が基調的に2%に到達したとの見解を公表する公算が大きいとされている。2%到達は2013年の目標設定以降で初めてとなる可能性があり、会合の要点は今後の展望リポートの書きぶりに焦点が集まる。
現状、政策金利は約1.25%で据え置く見通し。中東情勢による原油価格の高止まりや円安の定着、AI関連需要の高まりなどが物価を押し上げる要因として挙げられており、日銀はこうした要因を踏まえた金融環境の緩和是正を検討している。
展望リポートの表現方法次第では、市場に対する示唆が変わる可能性があり、会見では植田和男総裁が基調的な物価上昇率の到達の見解と今後の政策の方向性について語る見込み。会見は午後の予定時刻に行われるとされている。
今後は正午すぎの決定発表、午後の植田総裁記者会見、各時間帯の配信予定が公表されており、日銀の決定背景や市場反応が逐次報じられる見通しである。