化学大手のUBEが値を下げる展開。2日には27年3月期の上期と通期の業績予想を上方修正したが、地合いの悪さに押されて下落基調が続いている。
UBEは4日続落となり、11:30時点で前日比55円安の3195円まで下落した。寄り付き直後は買いが入ったものの、その後は地合いの悪化を背景に売りが優勢となった。
上期の経常利益は従来予想の140億円から205億円へ、通期の経常利益は375億円から390億円へ上振れした。これにより上方修正の背景が示された。
上期は樹脂・化成品セグメントで原燃料価格の高騰を背景とした販売価格の上昇が寄与し、売上高は従来予想を上回る見通しとなった。是正や在庫評価差の発生、機能セグメントと機械セグメントの堅調な販売も利益を押し上げた。
通期は樹脂・化成品セグメントでの販売価格上昇を継続的に見込む。地合いの悪さが株価の重荷となる可能性はあるが、同セグメントの動向が業績のカギとなる見通し。