日経平均は3カ月ぶりに終値で7万円台を回復し、7,0000円台回復の背景には米ハイテク株の堅調があるとみられる。今後は過去最高値72,366円34銭を再びうかがう展開が見込まれる。
日経平均株価は10月6日に前日比737円12銭高の70,683円98銭で終え、終値ベースで約3カ月ぶりに7万円台へ回復した。直近の安値は9月15日の63,484円10銭で、12営業日で7,199円88銭、11.3%上昇した。
背景として米国ハイテク株の堅調が挙げられ、SOXは9月15日から10月5日までの期間に17.9%上昇しており、ナスダック総合株価指数も5.8%上昇して過去最高値を更新した。
日経平均構成銘柄の寄与度では、アドバンテストや東京エレクトロンなど値がさのAI・半導体関連銘柄が上位を占め、日経平均を約6,000円押し上げた。
今後は日米企業決算の発表が本格化する中、S&P500のEPS伸び率など市場予想は全体として明るい見方。東証株価指数TOPIXの12カ月先EPSも増加傾向が示唆され、足元の株高は好決算を先取りした可能性があるとの見方が示される。
日経平均はまず72,366円34銭という過去最高値水準をうかがう展開が予想される。リスクとしてAI・半導体関連の業績悪化や米中間選挙の政局不安、中東情勢の悪化による原油高でインフレ懸念が高まる可能性が挙げられる。