サイバー攻撃を受けた冷凍食品大手のニチレイは、12月までの9カ月の業績見通しを下方修正。食品事業と物流事業で計50億円の減収を見込み、純利益は204億円へ引き下げ、特別損失として10億円を計上する。
ニチレイは、7日に公表した9カ月間の業績見通しで、システム障害の影響を受け、食品事業の売上高が約20億円、物流事業が約30億円の減少を見込むと明らかにした。サプライチェーンの混乱や業務遅延が収益に響く見通しである。
これに中東情勢の影響などを織り込んだ結果、当期の純利益は204億円となり、従来予想から約48億円の下方修正となる見込みだ。前年同期比では12%程度の減益となる見通しである。
また、システム障害の対応費用として10億円の特別損失を計上する予定である。これらの要因が全体の業績見通しの引き下げにつながっている。
今回の修正は、サイバー攻撃による影響を主因とするもので、企業は今後の回復や追加の費用負担の有無を注視する必要がある。