新興市場スナップショットのNPCは26年8月期の通期見通しを売上高80.14億円から58.11億円へ大幅引き下げ、経常利益を8.80億円へ増額修正。国内大型案件の検収遅れと米国向け改造案件の一部期ずれが影響する一方、期末配当は10円を維持する。
NPCは26年8月期の通期業績予想を修正し、売上高を前回予想の80.14億円から58.11億円へ引き下げたと発表した。これに伴い経常利益は7.66億円から8.80億円へ増額修正され、純利益は投資有価証券評価損の計上により4.81億円を見込むこととなった。
理由として、国内大型案件で客先工場の現地調整に時間がかかったことが挙げられ、検収遅れが収益の伸びを制約した。また米国向け改造案件の一部が27年8月期へ期ずれしたことも減収の要因として挙げられている。
一方で、利益率の高い移設・改造案件の寄与や材料費削減が利益を押し上げる要因になるとされ、全体としては収益性の改善が見込まれている。期末配当は従来どおり10円を維持する予定だ。
なお、同社は売上の減少要因と効率化による利益改善の両面を示唆しており、今後の進捗や追加の開示を見守る姿勢を示している。