中小企業のDXを実現するファインズの動画活用を軸とした事業モデルと、上場経緯・今後の成長戦略について代表取締役が語った。2022年に東証グロースへ上場し、2024年期の成長施策としてイネーブルメント強化・Salesforce再構築・クラウドワーカー連携を推進する。
ファインズは中小企業のDXを実現することをミッションに掲げ、動画を起点としたマーケティングDXの実現を事業の柱としている。初期は動画制作を中心に展開し、2015年には動画活用を深掘り、2019年にはインタラクティブ動画を導入、2021年にはVideoクラウドをローンチした。社長の三輪幸将氏は、同社の強みとして直販体制と160名超の規模でのアプローチ、データ活用を伴うDX支援を挙げている。上場は2022年9月に東証グロース市場へ果たしている。
事業概要と強みとして、動画制作からデータ分析・DX支援までを一気通貫で提供する点が特徴であり、動画を通じたマーケティングデータの活用を中心に顧客の反響改善提案を行っている点が説明された。中小企業・個人事業主を主なターゲットとし、競合他社に比べて規模と直販力を優位性として位置づけている。
2024年3月期の成長戦略では、イネーブルメントの強化、Salesforceの再構築、クラウドワーカーと連携したインサイドセールスチームの構築の3施策を挙げ、失注案件の再商談化・既存顧客へのクロスセル・アップセルの拡大を狙うと説明された。これによりLTVの最大化を長期目線で目標としている。
長期の成長戦略として2025年6月期のソリューション拡大を掲げ、Videoクラウドのアップデート・新サービスのローンチ・他社との業務提携を推進する計画を示している。データ活用の意識変革を中小企業経営者に促す支援と、カスタマーサクセス部隊によりデータをビジネスに活用する取り組みを重視するという。