4日の東京市場で日経平均は後場スタート時に前日比539円高となり、半導体関連株を中心に買いが広がった。外国為替は円安・ドル高方向に振れ、アジア市場もリスク選好の動きをみせた。
4日の東京株式市場で日経平均株価は前日比539円00銭高の水準で後場を開始し、前引け水準とほぼ同水準を維持した。午前中の高値圏からは戻り待ちの売りに押される場面もあったが、全体としては大幅反発の流れを継続している。
TOPIXは前日比7.69ポイント安の4094.35と、日経平均の上昇に対して小幅安となった。日経平均採用銘柄のなかでは半導体・電子部品関連銘柄が軒並み上昇し、キオクシアホールディングスや太陽誘電、ソフトバンクグループなどの銘柄が買われた。
一方、売買代金上位銘柄には三井物産や商船三井、三菱商事、武田薬品工業、日本郵船、丸紅、レーザーテックなどが下落した。セクター別では情報・通信業や非鉄金属、証券商品先物が上昇した一方、海運業や医薬品、卸売業が上昇率の低位となった。
市場全体の背景として、国内長期金利の低下が株式の買い安心感につながっているとの見方がある。今夜発表される8月の米雇用統計やFRBの金融政策判断を見極めたいとする声もあり、終盤は様子見姿勢が強まる可能性がある。