日銀の高田創審議委員が講演で、AI需要の拡大や海外の利上げ転換を背景に機動的な利上げが必要だと主張した。次回会合は9月17〜18日で、市場の9月利上げ確率は約94%と報じられている。
日銀の高田創審議委員は札幌での講演で、一定のペースにとらわれず機動的に利上げを行う新たな局面へ移行したとの認識を示し、早期の追加利上げが必要だと訴えた。背景にはAI関連需要の拡大や海外中央銀行の動きがあり、物価の上振れリスクが高まっていると説明した。
高田氏は中東情勢の影響についてデフレリスクの後退を挙げつつ、今後は物価上昇を重視する議論が必要だと指摘。海外の金融政策変更を「号砲だ」と表現し、利上げへの転換が早まる可能性があるとの見解を示した。
日銀は2024年3月のマイナス金利解除以降、半年ごとの利上げを進めており、今回の発言は海外金利上昇を前提に普通の国としての発想転換を求めるものとなっている。次回会合は9月17〜18日で、9月の利上げ確率は高水準に織り込まれているとの報道がある。