かんぽ生命は2028年度末までにインパクト投資の累計額を1000億円へ拡大する計画を公表した。25年度末時点で500億円、22年以降拡大を続け、16件を選定している。
かんぽ生命は、インパクト投資の累計投資額を2028年度末までに1000億円へ倍増させる目標を示した。25年度末時点の累計は約504億円で、これまでに介護人材不足の解消や介護負担の軽減を狙う企業への投資などを行ってきた。今後はファンドの質を重視し、有望な投資先の発掘・育成を進める方針だ。
同社運用企画部の小林室長は、顧客のお金が社会課題の解決と投資リターンの両立に寄与する価値を提供したいと語る。投資期間は概ね10年、最長13年程度を想定し、リターンは通常のVC投資と同等を目指すと説明した。
投資先の分野としては医療関連が多く、地域・社会系の案件は比較的少ないとの見方が示された。具体例として、坂ノ途中は大量消費・廃棄の課題に対し有機農家から野菜を買い取り一般消費者へ届けるモデルを展開している。