日本だけ長短金利差が拡大傾向にあり、日銀の利上げペースが加速するとの見通しは不透明だ。日米独の金利差の動きに日本だけ異なる動きが出ている。
中東情勢の緊迫化を背景に、世界の原油先物価格が上昇している。インフレ懸念とともに各国で金利が上昇する局面だが、日本では長短金利差の動きに特有の変化が生じている。
日本の2年と10年の金利差は再び拡大し始めており、この動きは日本市場の金利構造の変化を示唆している。
日銀の利上げペースが市場でどう織り込まれるかは不透明であり、2年物の金利上昇は限定的との見方がある一方で、財政悪化への懸念から長期金利の上昇圧力が強まるとの見方もある。
この背景には日米独の金利差の違いが目立つ点があり、日本だけが異なる金利動向を示す局面が続く可能性がある。