トヨタ自動車を中心とするグループが豊田自動織機に対するTOBを成立させ、豊田織機は上場廃止になる。買収総額は約5兆9000億円で、日本企業同士のMAとして過去最大となる。
トヨタ自動車などが豊田自動織機に対する株式公開買い付けを成立させ、豊田織機の上場廃止が決まった。買収総額は約5兆9000億円に達し、金融機関からの融資も活用された。
買付価格は1株2万600円で、議決権ベースの応募は63.6%を占め、買付予定数の下限を上回る結果となった。今後、残り株式の強制取得を経て、豊田織機は6月ごろに東証プライム市場および名証プレミア市場の上場を廃止する見込み。
豊田織機は今回の選択について企業価値の向上と社会貢献を図るとして多くの株主の賛同を得たとコメントした。一方、米投資ファンドのエリオット・インベストメント・マネジメントは初期の買付価格を不当に低く評価しているとして異議を唱え、2度の引き上げを経て現在の価格で応募を表明した。