日銀は9月会合で0.25%の利上げを実施する公算で、政策金利を1.25%へ引き上げる見通し。以後の利上げ時期と最終的な水準は1.75%が有力とみられている。
日銀は9月17〜18日の金融政策決定会合で0.25%の利上げを行い、政策金利を1.25%まで引き上げる公算である。市場では0.5%利上げの可能性も囁かれるが、筆者は0.5%は採られないと見ている。
9月以降の利上げ時期として、今年12月か来年1月が次の利上げ候補とされ、以降は来年6月か7月にかけて1.75%を目指すという見方が提示されている。これらは物価動向次第で修正される可能性がある。
8月の企業物価指数と8月の全国消費者物価指数が注目指標となり、物価上振れリスクが高まれば9月MPMの声明文にリスク文言が残る可能性が高い。日銀の大阪講演にも注視が集まる。
中立金利を巡る議論では、政策金利を1.5%に達した後の慎重運用が想定され、中立レンジ1.1%〜2.5%の下限を上回る局面で示唆が変化する可能性がある。2027年のMPM日程は4回設定され、いずれも1.75%到達が候補となり得る。