ドイツの港湾物流大手HHLAは2026年12月期の業績予想を下方修正した。自動化工事と鉄道インフラ整備が操業へ影響し、コンテナ取扱量と輸送量が計画を下回る見込みである。
ドイツの港湾物流大手HHLAは、2026年12月期の業績予想を従来見通しから下方修正したと発表した。発表では、ハンブルク港のコンテナターミナルの大規模な自動化工事と鉄道インフラ整備が想定以上に操業へ影響していることが主因と説明されている。冬季の悪天候による年初の影響も、年度内に完全には取り戻せないと見込まれている。これにより港湾部門の取扱量と輸送量は下方に修正される見通しとなった。
港湾物流部門の取扱量は従来の「大幅増」から「前年をやや下回る」見通しへ、輸送量は「大幅増」から「小幅増」へと修正された。部門の売上高は前年比で大幅増を見込む一方、伸び率は引き下げられ、EBITは従来見込みの1億6000万〜1億8000万ユーロから1億3500万〜1億5500万ユーロへと下方修正された。
グループ全体のEBIT予想は1億7500万〜1億9500万ユーロから1億5000万〜1億7000万ユーロへ引き下げられた。自動化工事の進行と鉄道網整備を進める一方で、工事期間中の処理能力低下が現在の収益を圧迫しているとの説明が併記されている。