一般財団法人 企業活力研究所の講演で、タナベコンサルティングが連続M&Aの実践ポイントと事例を紹介した。講演は2026年10月5日に行われた。
日本の経営コンサルティング大手タナベコンサルティングが、一般財団法人 企業活力研究所が主催する講演会「次世代企業競争力研究会」で「企業成長を実現する連続M&Aのポイント」をテーマに講演を行った。講演には同社の丹尾渉が登壇し、連続M&Aの意義や実践上の留意点を説明した。
講演は、連続M&Aを単発の買収にとどめず、複数の買収を共通の戦略・能力・ガバナンスで束ね、事業規模を拡大してグループ経営へとつなぐ経営モデルと位置づけた。組織化・戦略構築からソーシング・実行・PMIまでを一連で回す仕組みの構築が重要であるとされた。
実例の紹介では、買収時に重要視すべきポイントや買収後の経営体制、陥りやすい失敗例を挙げ、成長戦略の仮説シナリオに基づくM&A戦略やホールディングス化などの考え方についても触れられた。講演は中堅・中小企業のステージアップを目的とした連続M&Aの実践知を示す内容だった。
講演の背景には、同社グループがこれまで培ってきた中堅・中小企業支援の実績と、連続M&Aを企業価値向上の手段として位置づける考え方がある。今後も日本全国の企業支援に取り組む方針が述べられた。