8月の米雇用統計を無難に乗り切る見通しが出る中、日本株は9月SQを前にした市場で、オプションの売る権利(プット)の未決済残高が減少している。下値を狙う動きは当面時間切れとなる可能性が意識されている。
8月の米雇用統計を「無難」に乗り切りそうな日本株市場だが、今週末の9月のメジャーSQを控え、株価指数オプションと日経平均先物9月物の特別清算指数算出を前に、プット建玉の減少傾向が続いている。これを背景に、下値攻めの勢いは一段落する可能性が示唆されている。
8月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数は前月比16万2000人増と伝えられており、市場はこの結果を材料に日本株のSQに向けた動きを見極めている。
日経平均先物・株価指数オプション市場では、SQ算出を控えた膨らみを見込む売り圧力が和らぎつつあるとの見方がある。プットの未決済残高が減少傾向にあることが、下値リスクの一巡感につながっている。
今後の展開には注目が集まっており、9月のSQに向けた動向や続報が市場参加者の関心を引き続き集めそうだ。