米株反発の流れを受け、日本株は週初から堅調を期待されたが、日経平均は下げて終える展開。ソフトバンクグループの決算やレーザーテックの見通し、米雇用統計の結果と市場反応、今後の決算発表予定と日銀の会合公表が話題となった。
東京市場は8月7日、日経平均株価が終値で前日比76円55銭安の6万5606円71銭となった。朝方は小幅上昇も、その後は売りが優勢となり引けにかけて下落。ソフトバンクグループの4~6月期決算で純利益が前年同期比18%減の3473億円となったことや、SVFの投資利益の低調が嫌気された。レーザーテックは今期の純利益見通しが市場予想を下回り、売られた。
米市場の動きでは、7日のダウ工業株30種平均は反発し、終値は前日比151.83ドル高の5万4036.93ドルだった。7月の米雇用統計では非農業部門雇用者数が前月比で2万3000人減と市場予想の+8万3000人増を下回り、FRBの早期利上げ観測が後退したとの見方が広がり、リスク選好の動きが強まった。
ナスダック総合株価指数とS&P500指数はいずれも3日ぶりに反発。日経平均も週初から堅調展開を期待されたが、翌11日は山の日の祝日で休場となるため、利益確定売りが出やすい局面で買いの勢いは抑制される可能性がある。10日には楽天グループやサンリオの決算発表と日銀7月会合の公表「主な意見」が予定されている。