中間選挙控えの週末、NY金市場がパニック状態となり、投機筋の売りと流動性不足で金価格は3800ドル台へ急落した。
先週のNY金市場は中間選挙を前にした週末のタイミングで暴落に見舞われ、投機筋が売りを先行させる一方でカウンターパーティーが買い手として現れず、流動性が枯渇した状態となった。結果として金価格は3950ドルを割り込み、3800ドル台へ急速に下落した。
下落の要因として、特定のイベントははっきり挙げられていないが、FOMC後の金利動向や中間選挙後の米国情勢、原油高の継続、暗号資産市場の混乱といったマクロ要因が織り込まれていたこと、市場センチメントの悪化が影響したとされる。ナスダックの下落やAI関連の投資環境変化、仮想通貨の大規模ハッキング発生によるリスク回避の動きも金市場へ波及したとの指摘がある。
長期的には金価格の上昇トレンドは依然として維持されているとの見方が示され、中間選挙の結果に関係なくドルへの信認低下が続くとの見通しがある。短期的にはヘッジファンドの動きで上値抵抗線が形成されうるが、ショックが収まれば4000ドル回復は時間の問題と示唆されている。積立購入者には安値での買い機会が訪れる可能性があるという声もある。