旧トライシスのグループ参画で獲得したゲーム開発技術を車載ソフト開発へ活用する。セレンディップ・ホールディングスのAPEXはSapporo Game Camp 2026へ運営協力企業として参加し、技術と人材のグループ内活用を強化する狙いを示した。
APEXは、M&Aで獲得したトライシスのゲーム開発技術と人材を自社経営資源として取り込み、ロールアップ型のグループ内統合を推進している。これにより、ゲーム開発で培ったソフトウェア技術を車載用領域へ拡張しており、車載HMIの検証用アプリケーションやGUIの試作開発を新たな対象として位置づけている。
今回のSapporo Game Camp 2026への参加は、技術・人材基盤の強化とともに次世代クリエイターとの交流を目的とした取り組みの一つとして位置づけられる。APEXはトークセッションやGame Jamに参加し、プロのクリエイターや参加者と知見を共有・交流した。
グループ内統合を通じた高付加価値領域への展開を目指し、異分野の技術や顧客基盤を組み合わせた提案やクロスセルを促進して新たな収益機会の創出を図る。これにより、既存の自動車関連事業と獲得技術のシナジー創出を加速させる。
中期経営計画の公表にも見られるように、グループは地域開発拠点の活用を含めた経営資源の高度化を進めており、今後も技術・人材の統合を通じて事業領域の拡大を狙う。