未来アセットグループが岡山証券グループ傘下の三光証券を100%取得する株式売買契約を締結。現地での証券業ライセンスを確保し、来年以降リテール営業を本格化する見通しだ。
未来アセットグループは米国子会社を通じ、岡山証券グループ傘下の三光証券の持分100%を取得する株式売買契約を締結したと発表した。買収金額は476億ウォンで、未来アセット証券はUSホールディングスへ約1006億ウォンを出資する予定だ。
三光証券は1953年設立の日本の自己売買専門証券会社で、2026年3月の決算基準で純資産は約46億円。現在はリテール事業の即時展開には人材・組織面の制約があるが、買収を通じて現地の証券業ライセンスを取得することで事業領域の拡大を目指す。
未来アセットは今回の取引により日本での第一種金融商品取引業者登録を確保する計画。NISA市場など新小額投資非課税制度の攻略を見据え、現地ETF市場の拡大も視野に入れる。過去にはグローバルETF運用会社の設立などを通じ、グローバル事業の基盤を強化してきた。
グローバルM&Aの推進は未来アセットの成長戦略の核で、2011年以降14件、総買収額は5兆ウォン超。海外拠点は57か所、顧客資産は約1512兆ウォンに達する一方、海外事業の収益性は本業によるものかどうかが課題として指摘される。