中古車オークション(AA)で出品数が急増する一方、9月の成約単価は前年同月比2.2%減となり、13か月ぶりの前年比下落となった。USSの9月実績は出品と成約が増えたが、成約率は低下している。
ファブリカホールディングスの子会社ファブリカコミュニケーションズが公表した9月の中古車市場統計レポートによると、AA大手USSの9月成約単価は127万5000円で前年同月比2.2%減となり、13か月ぶりに前年実績を下回った。
同月の出品台数は19.2%増の32万9966台、成約台数は9.2%増の21万2488台だった。出品の伸びが成約を上回り、成約率は前年同月の70.3%から64.4%へ低下。不成約は延べ11万7478件で42.8%増えた。一方、9月の成約単価は前月比で上昇しており、同社は「足元の相場が急落しているとはまだ断定できない」としている。
国内の9月中古車登録・届出台数は52万5366台と前年同月比4.0%減となる一方、AAへの出品は増加した。輸出面では中東向けの輸出台数が35.2%減の5万1014台と地合いによって動きが分かれている。ファブリカHDは在庫回転と採算を踏まえ、車種や年式、走行距離など個別条件に応じた仕入れ判断の重要性を指摘した。