16日ニューヨーク市場で円は1ドル155円台前半で推移。原油高が米長期金利の上昇を招き、FRBの利上げ観測が円売りを促した。東京市場でもドル高が継続し、日銀の追加利上げの有無が今後の相場の焦点となっている。
16日ニューヨーク市場で円は1ドル=155円台前半で推移した。午前8時40分時点では前日比7銭円安ドル高の155円12〜22銭で、原油高を背景に米長期金利が上昇し、FRBが利上げを行うとの見方が強まったことで円売りドル買いが優勢となった。
東京市場でもドル・円は堅調に推移し、午前の取引で円高へ振れた場面があった後、155円49銭まで上値を伸ばした。米利上げ観測と米10年債利回りの高水準がドルを支え、ユーロ・円も強含んだ。
東京市場の16日午前の取引レンジは、ドル・円が155円03銭~155円49銭、ユーロ・円が178円88銭~179円31銭、ユーロ・ドルが1.1532~1.1545ドルだった。
市場関係者は今週予定のFRBと日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとし、特に日銀の追加利上げの有無が今後の円相場の方向性を左右する分岐点になるとみられている。