ドル円が本日158円台へ上昇し、第4四半期相場入りのNY市場序盤で円安基調が強まった。200日線回復を試す動きも見られ、米雇用統計を控え市場の様子見姿勢が広がっている。
今日の為替市場は、第4四半期相場へ入っていることもありドル高が強まり、ドル円は一時158円台半ばまで上昇した。高市首相の訪米に合わせた口先介入の影響から回復を試す動きが見られ、日本市場の動きとしては円安方向の推移が続いている。
日銀決定会合の主な意見や日銀短観が10月の追加利上げ期待を促す内容には映らず、短期市場では今月末の決定会合での利上げ確率が低位にとどまっていることが、円安を促す要因として挙げられる。
200日線の上では戻り待ちの売りオーダーが観測されており、市場は明日発表の米雇用統計を待つ雰囲気が強い。前日のPCE価格指数の下振れはFRBの10月利上げ期待を後退させたとみられる。
ただしイラン情勢の不透明感や世界的なインフレの長期化懸念は根強く、年内に1回、来年に3回程度のFRB利上げが見込まれるとの見方が広がっており、ドルの先高感は依然として意識されている。