ゼロから起業しない新潮流として、既存企業を買収して運営者と協働する“買収型起業家”の実践例と、その多様な形態が紹介される。これまでの起業像を超え、資本と運営力を組み合わせる新しい動きが詳述されている。
従来のゼロからの起業像に代わり、既存企業を買収して投資家と経験豊富な運営者が協働する「買収型起業家」という新しい起業家像が提示される。彼らは新しい発明を追求するのではなく、拡大や改善を目指す実証済みのビジネスを取り込み、資本とインフラで成長を加速させる。
運営者と組む形では、投資家が資本を提供しつつ、日々の運営は既存の運営者に任せるケースが多い。投資家は運営者の専門性を活かし、キャッシュフローを共に分かち合うという協働的アプローチが特徴になる。
より受動的なモデルとして、投資家が店舗を所有し運営を専門家に任せるジョイントベンチャー型のEコマース店舗例が挙げられる。投資家は日常運営から距離を置きつつ、運営者が収益を生む仕組みを作る。
経験豊富なメンターを軸に構築するモデルもあり、資本と運営ノウハウの両方を活用して新規事業を所有する利点を説明する。候補者の反応として、広告に対して短時間で多数の応募が集まる事例も紹介されている。