アステラス製薬はKRAS G12D標的タンパク質分解誘導剤setidegrasibの非小細胞肺がんを対象とする国際共同のP3試験を開始した。対象はKRAS G12D陽性で治療後進行または局所進行・転移性NSCLCで、ドセタキセルとの比較評価を行う。
アステラス製薬は開発中のsetidegrasibについて、非小細胞肺がんを対象にした国際共同のP3試験を開始したと発表した。対象は白金製剤を含む化学療法や免疫チェックポイント阻害剤による初回治療中、または治療後に病勢進行したKRAS G12D変異陽性の局所進行性または転移性NSCLCである。
本P3試験は、setidegrasibがKRAS G12Dタンパク質を分解・除去することでがん細胞のシグナル伝達を抑制し、抗腫瘍活性を示すかを検証するもので、ドセタキセルとの比較評価が行われる。初回投与はすでに開始され、2026年終了を目標に進められる。