東亞合成は2026年の中間期決算で増収増益を達成し、通期業績予想を上方修正した。中間配当と期末配当の予想をともに1円ずつ増配し、年間配当は72円となる見込み。
2026年12月期の第2四半期決算で、売上高は824億円台、営業利益は約79億円で前年同期比の増収増益を確保した。ポリマー・オリゴマーや高機能材料、樹脂加工製品を中心に好調で、基幹化学品は一部の品目で影響を受けたが全体としては堅調だった。中東情勢による原料調達の制約があったものの、生産・出荷体制を維持し安定供給を継続した。上期実績を踏まえ、通期業績予想を上方修正し、中間配当および期末配当の予想をともに1円増配して年間配当は72円とする予定である。
2026年下期の課題と戦略として、中東情勢の影響を踏まえた原料調達の安定確保と価格対応を進め、ポリマー・オリゴマー、高機能材料、樹脂加工製品を軸に利益成長を持続させる方針が示された。海外売上比率の目標を2025年の18%から2026年には20%へ引き上げ、海外展開を強化する計画も明示された。中期経営計画の柱である高機能製品の拡大と海外展開を通じた価値創出を継続し、2030年に向けた成長戦略の実行を進める意向が示された。
海外売上高の中計進捗やカーボンニュートラル関連の取り組み、株主還元の推移といった追加トピックも取り上げられ、総括として相応の成長戦略を継続する姿勢が表明された。