揚羽は国連GCNJの社内浸透研究分科会で実施した講演のレポートを公開し、インナーブランディングを通じて経営層の意識改革を組織全体へ浸透させる実践手法を解説した。講演では4つのステップと先進企業の事例を中心に紹介している。
コーポレートブランディングを手掛ける揚羽は、講演レポートとして国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンの分科会での講演内容を公開したと伝えている。講演は経営層の意識改革をテーマに、理念や経営戦略を現場へ浸透させる考え方と実践手法を解説するものとして紹介された。
講演の主題として、経営層と現場の視点のギャップを開示と浸透の双方の視点から捉え、従業員一人ひとりが経営方針を自分ごととして捉える重要性が強調された。人材や無形資産を企業価値へ結びつけるインナーブランディングの役割についても言及された。
経営層の意識を行動へとつなぐ4つのステップが紹介された。ステップ1は重要方針の策定へ経営層を巻き込むこと、ステップ2は浸透に活用可能なツールを用意すること、ステップ3は経営層・管理職が施策の実行を担うこと、ステップ4は進捗報告会を通じて成果を共有すること、と整理された。
先進企業の事例として日本赤十字社と三井金属株式会社の取り組みが挙げられた。日本赤十字社は創立150周年を機に理念を見直し、全国職員との対話を広げる仕組みを構築。三井金属はマイパーパスの策定研修を含む浸透施策を実施した。