12日の東京市場でTOPIXが6日ぶりに続伸し、前日比38ポイント高の4139と約1カ月ぶりの最高値を更新。好決算を発表した銘柄の物色拡大と幅広い業種の株高が背景として挙げられる。
12日の東京株式市場でTOPIXが6日続伸となり、前営業日比38ポイント高の4139となり、約1カ月ぶりの最高値を更新した。半導体関連株の上昇と直近の好決算を発表した企業の買いが広がり、幅広い業種への物色に波及した。
横浜ゴムは10日の午後に2026年12月期の業績上方修正を発表し、上場来高値を付けた。物語コーポレーションも27年6月期に配当を増やすと発表し、上場来高値を更新した。
日本経済新聞社の集計によると、4〜6月期決算を発表した東証プライム上場の3月期企業のうち、純利益が前年同期比で増えた企業は7割だった。好業績が広がるなか、12日は東証プライム銘柄のうち6割が値上がりした。
防衛関連株も買われ、5%高のIHIをはじめ三菱重工業や住友重機械工業も上昇した。大和証券の坪井裕豪チーフストラテジストは「地政学リスクの高まりを受け見直し買いが入っている」とみていた。
TOPIXの5月末比は日経平均より堅調で、AI・半導体関連銘柄の影響が比較的小さく、幅広い業種の動向を反映しやすいとの指摘があった。