ニューヨーク市場で円高が進み、ドル円は157円台後半、ユーロは約176円台後半まで上昇。米株の下落と日銀の利上げペース観測の高まりが要因として挙げられている。
ニューヨーク外国為替市場の午後5時時点で、1ドル=157円62銭から72銭のレンジを付けた。ユーロは1ユーロ=1.1215〜1.1225ドル、176円80銭〜176円90銭の水準だった。
市場では米株式相場の大幅な下落を背景に、安全資産とされる円が買われたとされている。合わせて日銀の利上げペースが加速するとの観測が広がり、日米の金利差縮小を意識した円買いも進んだ。
今回の動きは、米国の株安と日本の金融政策見通しの変化が交錯する中での水準推移とみられ、投資家は今後の為替の値動きと金利差の動向に注目している。
今後は米株の動向と日銀の出口戦略、金利差の推移が円相場の方向性を左右する可能性がある。
市場関係者は、次の重要な手がかりとして米国の景気指標と日銀の声明・政策動向を挙げている。