薬価改定・医療保険制度改革による業績影響
FY2017に初出。6回の記載のうち2回が「再掲」。直近の記載はFY2025。
スズケンがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より2年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。65社中20社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに14社。
- FY2025悪化有価証券報告書
「薬価基準は医薬品の実勢納入価格を薬価に反映させることを目的に毎年改定され、大半の品目の薬価が引き下げられております。このため、医薬品卸売事業の業績は、薬価改定後の販売価格低下等の影響を受けることがあります。」
薬価改定が毎年実施され、大半の品目の薬価が引き下げられる制度環境を引き続き業績リスクとして記載している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「国の医療費抑制策の一環として、2021年より2年に一度実施されていた薬価基準の改定が頻回改定となり、さらに、2022年の流通改善ガイドラインの改正の実施などにより、一層製品価値に見合った価格交渉の重要性が増してきております。」
薬価基準の改定が従来の2年に一度から頻回改定となり、流通改善ガイドラインも改正されたことで、薬価改定・制度変更による価格・利益への圧力が強まったと記載している。 - FY2020対処有価証券報告書
「医療用医薬品の薬剤カテゴリーの変化に伴い、更なる成長や効率化が期待できる希少疾病薬や再生医療等製品を含むスペシャリティ医薬品およびジェネリック医薬品の2領域において、新たな流通モデルの確立に向けて取組んでおります。」
薬価改定・医療保険制度改革への対応として、スペシャリティ医薬品とジェネリック医薬品の2領域で新流通モデルを確立する対応を明示している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「薬価基準は医薬品の実勢納入価格を薬価に反映させることを目的に2年毎に改定され、大半の品目の薬価が引き下げられております。また、政府より薬価の毎年改定を行う方針が示され、今後は、通常の薬価改定の中間年にも薬価改定が行われる見込みであり、さらに影響を受けることが考えられます。」
2年ごとの薬価改定と、毎年改定方針による業績影響リスクを再確認している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「薬価基準は医薬品の実勢納入価格を薬価に反映させることを目的に2年毎に改定され、大半の品目の薬価が引き下げられております。また、政府より薬価の毎年改定を行う方針が示され、今後は、通常の薬価改定の中間年にも薬価改定が行われる見込みであり、さらに影響を受けることが考えられます。」
2年ごとの薬価改定と、毎年改定方針による医薬品卸売事業への影響リスクを再確認している。 - FY2017初出有価証券報告書
「薬価基準は医薬品の実勢納入価格を薬価に反映させることを目的に2年毎に改定され、大半の品目の薬価が引き下げられております。このため、医薬品卸売事業の業績は、薬価改定後の販売価格低下等の影響を受けることがあります。また、政府より薬価の毎年改定を行う方針が示され、今後は、通常の薬価改定の中間年にも薬価改定が行われる見込みであり、さらに影響を受けることが考えられます。」
薬価が2年ごとに改定されることに加え、毎年改定方針による影響拡大可能性をリスクとして記載している。