財政状態悪化による追加減損リスク
FY2017に初出。8回の記載のうち1回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2020-Q3。直近の記載はFY2025。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。96社中51社が悪化側に。
- FY2025再掲有価証券報告書
「当連結会計年度において、のれん及び顧客関連資産に減損の兆候はないと判断しております。」
ネットムーブ取得等によりのれん・顧客関連資産が増加している一方、当連結会計年度は減損の兆候がないと記載している。 - FY2025-H1ネットムーブ取得に伴うのれん残高更新有価証券報告書
「無形固定資産 のれん 39,490 42,563」
ネットムーブ取得に伴うのれん計上などにより、のれん残高が前期末の394億90百万円から425億63百万円へ増加している。 - FY2024キャンシステムの債務超過・のれん残高の通期更新有価証券報告書
「キャンシステム株式会社は、当連結会計年度末において、2,320百万円の債務超過となっております。当該のれんについて減損損失は発生しておりません。」
キャンシステムの債務超過額は23億20百万円、関連のれんは69億74百万円となり、当該のれんに減損損失は発生していない。 - FY2022キャンシステムの債務超過・のれん残高の更新有価証券報告書
「なお、上記金額には、2018年10月に取得したキャンシステム株式会社に関するのれん、7,952百万円が含まれており、総資産の5.2%を占めております。また、キャンシステム株式会社は、当連結会計年度末において、3,162百万円の債務超過となっております。当該のれんについて減損損失は発生しておりません。」
キャンシステム関連ののれんは79億52百万円、債務超過額は31億62百万円となり、当該のれんに減損損失は発生していない。 - FY2021キャンシステムの債務超過と関連のれんの開示有価証券報告書
「なお、上記金額には、2018年10月に取得したキャンシステム株式会社に関するのれん、8,442百万円が含まれており、総資産の5.9%を占めております。また、キャンシステム株式会社は、当連結会計年度末において、3,264百万円の債務超過となっております。当該のれんについて減損損失は発生しておりません。」
追加減損リスクに関連して、キャンシステムのれん84億42百万円と債務超過32億64百万円を開示しているが、当該のれんの減損損失は発生していない。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度において、減損損失は482百万円となりました。」
将来の追加減損リスクについて、通信事業123百万円、コンテンツ配信事業38百万円、メディア事業313百万円等の減損損失が実際に計上され、リスクが顕在化している。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「ただし、これらの見積りには不確実性が含まれているため、予測不能な前提条件の変化等により見積りが変化した場合には、翌四半期連結会計期間以降における当社グループの財政状態、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた繰延税金資産の回収可能性や固定資産減損の見積りについて、前提条件の変化による将来影響の不確実性を具体化している。 - FY2017初出有価証券報告書
「今後当社グループの各事業における営業活動から生じる損益又はキャッシュ・フロー、若しくは固定資産の市場価格等が変動することにより次期以降に追加の減損の必要が生じた場合」
事業損益・キャッシュ・フローや固定資産価格の変動により、将来追加減損が必要となる可能性を新たなリスクとしている。