M&A・事業提携の成果未達と減損リスク
FY2018に初出。7回の記載のうち2回が「再掲」。直近の記載は2026-11-06。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。50社中22社が悪化側に。
- 2026-11-06対処業績予想の修正
「加えて、エクスポランカにおけるコスト構造改革や、エクスポランカとモリソンのシナジー創出の推進など、収益力向上に向けた取組みが着実に進展いたしました。」
M&A後の成果未達リスクに関連して、EXPOLANKAのコスト構造改革とMorrison社とのシナジー創出の進展が示された。 - FY2026悪化有価証券報告書
「当連結会計年度において、Morrison Express Worldwide Corporationの企業結合時の取得原価のうち、のれん等に配分された金額が相対的に多額になっているため、減損の兆候が存在すると判断しましたが、割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を上回っているため、減損損失を認識しておりません。」
Morrison社の取得に伴うのれんについて減損の兆候が認識されたが、将来キャッシュ・フローが帳簿価額を上回るため減損損失は計上していない。 - 2026-05-08顕在化決算
「株式取得時に想定していた超過収益力が認められなくなったSG SAGAWA AMEROID PTE. LTD.に帰属するのれんについて、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。」
M&Aに関連するのれんについて、想定超過収益力の消失と1,456百万円の減損損失計上が示された。 - FY2025再掲有価証券報告書
「当社グループでは、事業拡大及び企業価値向上に向け、M&A及び事業提携についても選択肢の一つとしております。特にこれらの経営戦略を実施する場合は、対象会社への十分なデューディリジェンスを実施するとともに、社外取締役・監査役も参加する投資検討委員会にて出資・取得価額の妥当性について十分に検討した上で実行することとしております。」
C&F社やMorrison社の取得を進める一方、M&A成果未達・のれん減損等のリスクと、デューディリジェンス・投資検討委員会による審査方針を継続している。 - FY2023-Q2引き上げ有価証券報告書
「また、特に資本業務提携や共同出資によるジョイントベンチャー設立等については、提携等実施当初に企図する成果が得られないと判断される場合は、契約の解消による出資の解消や提携会社の解散等が生じる可能性があります。」
M&A・提携成果未達リスクについて、資本業務提携や共同出資のジョイントベンチャーにおける契約解消、出資解消、提携会社解散まで具体的に記載対象が広がった。 - FY2021再掲有価証券報告書
「特にこれらの経営戦略を実施する場合は、対象会社への十分なデューディリジェンスを実施するとともに、社外取締役・監査役も参加する投資検討委員会にて出資・取得価額の妥当性について十分に検討した上で実行することとしております。」
M&A・事業提携の成果未達や減損リスクに対し、デューディリジェンスと投資検討委員会による審査を行う方針が継続している。 - FY2018初出有価証券報告書
「当該M&Aや資本提携等実施時に見込んだ成果が計画どおりに進捗しないこと等によるのれんや株式取得価額の減損等、当初予期していなかった事業上の問題の発生、取引関連費用の負担等によって当社グループの事業、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
M&A・資本提携を積極活用する方針に対応して、成果未達、のれん減損、費用負担のリスクが示されている。