鉄道労災リスクと再発防止
FY2016に初出。8回の記載のうち4回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2016。直近の記載は2026-08-05。
西日本旅客鉄道がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。同じテーマの他社の中央値(2026年)より9年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。24社中9社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに8社。
- 2026-08-05顕在化決算説明資料
「死亡に至る鉄道労災:発生させない 2023年度に2件発生させた」
鉄道安全考動計画2027の進捗として、死亡に至る鉄道労災が2023年度に2件発生した事実を示した。 - FY2020再掲有価証券報告書
「お客様が死傷する鉄道人身障害事故、踏切障害事故については取り組みの効果が表れてきている一方で、労働災害については課題となる事象も発生させている」
労働災害について、課題となる事象が発生しているとの認識を継続している。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「しかしながら、9月に作業中の協力会社の社員が死亡する労働災害が発生しました。速やかに再発防止策を講じるとともに、これまでの取り組みを見つめ直し、このような事故を二度と発生させないよう、グループ全体で取り組みを進めます。」
作業中の協力会社社員が死亡する労働災害が9月に発生し、再発防止策と安全施策の見直しを進めるとしている。 - FY2018再掲有価証券報告書
「一方で、鉄道労災防止等の目標は未達成となったほか、新幹線において重大インシデントを発生させたことを大きな課題と受け止めております。」
鉄道労災防止目標の未達成を明記し、新計画でも重大な労働災害の未然防止を継続課題としている。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「しかしながら、同じく目標に掲げる「死亡に至る鉄道労災ゼロ」については、本計画推進中に2件の死亡労災を発生させております。これまでの取り組みを再確認し、さらに充実を図ることで、グループ一丸となって防止に努めてまいります。」
安全考動計画2017の推進中に、死亡に至る鉄道労災が2件発生した事実を記載し、再発防止策の充実を示した。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「鉄道の安全性向上に向けて、平成25年に策定した「安全考動計画2017」のもと各種施策を推進しております。重点項目として、激甚化する自然災害への対処、ホームの安全性向上、死亡に至る鉄道労災防止、リスク管理の強化、安全における内部監査の充実と外部視点の活用等を進めております。」
死亡に至る鉄道労災防止を含む安全上の重点項目を継続している。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「重点項目として、激甚化する自然災害への対処、ホームの安全性向上、死亡に至る鉄道労災防止、リスク管理の強化、安全における内部監査の充実と外部視点の活用等を進めております。」
死亡に至る鉄道労災の防止を安全計画の重点項目として継続している。 - FY2016顕在化有価証券報告書
「しかしながら、昨年12月に山陽新幹線の橋梁塗装工事において、複数の作業員が墜落する労災が発生いたしましたが、再発防止に向け適切な対策を実施してまいります。」
山陽新幹線の工事で墜落労災が発生した事実を記載し、準則改正や安全体感棟を活用した教育などの再発防止策につなげている。