ゴルフ人口減少によるゴルフ場需要の縮小
FY2020に初出。8回の記載のうち2回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
小林洋行がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。8社中5社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに0社。
- FY2026ゴルフ人口減少懸念とDX・インドア需要の併存有価証券報告書
「ゴルフ業界は、当業界を支えてきた団塊の世代の高齢化に伴い、ゴルフ人口が減少する懸念も出てきた一方で、新規顧客層の開拓のために若年層や女性をターゲットとしたマーケティング戦略や設備改善が進むなか、DX化による顧客の利便性や満足度の向上がリピーターの増加に繋がりました。また、天候に左右されず、都市部を中心とした身近で気軽にゴルフが楽しめるインドアゴルフの需要も伸びており、ゴルフ人気の下支えとなりました。」
ゴルフ人口減少の懸念を示す一方、若年層・女性向け施策、設備改善、DX化、インドアゴルフ需要がリピーター増加やゴルフ人気を支えていると記載している。 - FY2025-H1娯楽分散・猛暑下での後半集客回復有価証券報告書
「スポーツ施設提供業において、当社が所有するゴルフ場(ゴールデンクロスカントリークラブ)では、前半の行楽シーズンは、さまざまな娯楽への選択肢が増えるなか、集客に苦戦を強いられる結果となりました。一方後半の夏場は、昨年と同様に記録的猛暑に見舞われたものの、プレースタイルの多様化などが功を奏し、特に昨年苦戦した8月は、売上、来場者数とともに前年同月を大きく上回りました。」
行動制限解除後の娯楽分散による集客難が前半に続いた一方、記録的猛暑のなかでもプレースタイルの多様化により、8月の売上・来場者数は前年同月を大きく上回った。 - FY2024娯楽分散によるゴルフ需要減少とインドア需要拡大の併存有価証券報告書
「ゴルフ業界は、コロナ禍では比較的感染リスクの少ないスポーツとして注目を集めた娯楽でしたが、5月に行動制限が解除されると、さまざまな娯楽が選択できるようになったことから一部ゴルフ離れに繋がりました。しかし、継続的にゴルフコースでラウンドする層は一定数定着しており、また天候に左右されることなく身近な都市部でゴルフが楽しめるインドアゴルフの需要も伸びました。」
行動制限解除後の娯楽選択肢の増加により一部ゴルフ離れが生じた一方、固定的なラウンド層が定着し、インドアゴルフ需要が伸びたと記載している。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「4年ぶりに行動制限が解除されたことを受け、さまざまな娯楽が急速に回復するなか、集客に苦戦を強いられる結果となりました。」
行動制限解除後にゴルフ以外の娯楽の選択肢が増えたことで、ゴルフ場の集客に影響が実際に生じた。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「4年ぶりに行動制限が解除された夏場には、さまざまな娯楽が順調に回復するなかゴルフ以外の選択肢が増えたことで、集客に苦戦を強いられました。」
行動制限解除後にゴルフ以外の娯楽の選択肢が増え、ゴルフ場の集客に影響した事象が実際に発生した。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「ウィズコロナのもと、ゴルフ以外の娯楽の選択肢が増えてきたことで、コロナ禍で好調であったゴルフ人口はコロナ前の水準に戻りつつありますが、事業環境に応じた価格設定に注力し、来場者数や売上の確保に努めてまいりました。」
コロナ禍で増加していたゴルフ需要がコロナ前の水準に戻りつつあり、娯楽の選択肢増加による需要の正常化を記載している。価格設定により来場者数・売上の確保を図っている。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「スポーツ施設提供業において、ゴルフ場事業では、ゴルフ人口・階層の推移を見極め、競争力のある価格設定を行うとともに、コースのメンテナンスと設備の改修並びにサービス向上に注力し、近隣ゴルフ場との差別化を図り、来場者の増加に繋げてまいります。」
ゴルフ人口・階層の推移を見極める必要性を引き続き示し、価格設定、設備・サービス改善、差別化によって来場者増加を図る方針を記載している。 - FY2020初出有価証券報告書
「スポーツ施設提供業においては、ゴルフ人口の減少が進むなか」
ゴルフ人口の減少が進んでいることを、ゴルフ場の集客・収益環境に関する新たな構造的リスクとして記載している。