キルギスコメルツ銀行の子会社化と先進的銀行化
FY2017に初出。28回の記載のうち9回が「前進」で、最初の「前進」はFY2018-Q1。直近の記載は2026-07-30。
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- FY2026-H1前進有価証券報告書
「今後につきましては、ロシア・ウクライナ情勢を背景にキルギス経済の先行きは依然として不透明な状況となっておりますが、このような環境の中、キルギスコメルツ銀行はリスク管理およびコンプライアンス体制の強化に取り組み、安定した預金基盤の確立に努めるとともに、特にリテール(個人向け)融資に重点を置き、顧客のニーズに応じた融資商品の提供に努めてまいります。また、モバイルアプリケーションの刷新を進め、顧客体験の向上とサービス利便性の最大化を図ります。さらに、フロントオフィスとバックオフィスの業務効率向上を目指し、業務プロセスおよびコストの見直しを継続して行ってまいります。」
キルギスコメルツ銀行は、従来の融資抑制・リスク管理重視から、中小企業・個人向け信用ポートフォリオの増加に転じた。リテール融資、モバイルアプリ刷新、業務プロセス・コスト見直しを具体的な施策として掲げている。 - FY2025後退有価証券報告書
「キルギスコメルツ銀行は、現在、金利変動およびロシアに対する制裁強化の影響を受け、法人と個人への融資を抑制するとともに貸倒引当金を増やしリスク管理に注力している状況です。」
金利変動と制裁強化を受け、従来の融資拡大よりも融資抑制・貸倒引当金の積み増し・リスク管理を優先する運営が続いている。IT投資・人材投資による経費増加もあり、2024年度は最終赤字となった。 - FY2025-H1後退有価証券報告書
「キルギスコメルツ銀行は、現在、金利変動およびロシアに対する制裁強化を受け、法人と個人への融資を抑えてリスク管理に注力している状況です。預金業務では、金利の引き下げに伴い定期預金の募集を進めています。また、コロレス口座ネットワークや海外送金などの決済業務を見直し、手数料収入の増加を目指しています。しかし、ITシステムおよびIT人材に対する投資が増加し経費が拡大する傾向が見られ、わずかな最終黒字を維持するにとどまっております。」
金利変動と制裁強化を受け、従来の融資拡大よりも融資抑制・リスク管理を優先する運営へ重心を移している。決済業務の見直しや定期預金募集を進める一方、IT投資・人件費による経費拡大も記載された。 - FY2024再掲有価証券報告書
「今後につきましては、ロシア・ウクライナ情勢を背景にキルギス経済の先行きは依然として不透明な状況となっております。このような環境の中、キルギスコメルツ銀行は、リスク管理とコンプライアンス体制を強化し、安定した預金基盤の構築と顧客ニーズに応える融資商品の提供に努めます。また、バックオフィス業務の効率向上を目指して、その業務プロセス・IT基盤の見直しを行います。」
リスク管理・コンプライアンス強化、安定預金基盤、融資商品提供、バックオフィスの業務プロセス・IT基盤見直しを継続して掲げている。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「今後につきましては、ロシア・ウクライナ情勢を背景にキルギス経済の先行きは依然として不透明な状況となっております。このような環境の中、キルギスコメルツ銀行は、リスク管理とコンプライアンス体制を強化し、安定した預金基盤の構築と顧客ニーズに応える融資商品の提供に努めます。また、バックオフィス業務の効率向上を目指して、その業務プロセス・IT基盤の見直しを行います。」
キルギスコメルツ銀行について、リスク管理・コンプライアンス強化、安定した預金基盤、融資商品提供、バックオフィスの業務プロセス・IT基盤見直しを継続して掲げている。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「今後につきましては、ロシア・ウクライナ情勢を背景にキルギス経済の先行きは依然として不透明な状況となっております。このような環境の中、キルギスコメルツ銀行は、リスク管理とコンプライアンス体制を強化し、安定した預金基盤の構築と顧客ニーズに応える融資商品の提供に努めます。また、バックオフィス業務の効率向上を目指して、その業務プロセス・IT基盤の見直しを行います。」
キルギスコメルツ銀行について、リスク管理・コンプライアンス強化、安定預金基盤、融資商品提供、バックオフィスの業務プロセス・IT基盤見直しを継続して掲げている。 - FY2024-Q1前進有価証券報告書
「キルギスコメルツ銀行は、利回りの高い個人融資の拡大を念頭に個人融資の商品開発に注力しつつも、ロシア・ウクライナ情勢を背景に慎重な融資を行いました。預金業務では、預金残高の維持のために預金金利を引き上げました。また、ロシアの銀行が制裁を受けていることから、キルギスコメルツ銀行では、外貨取引、コルレス口座ネットワーク、海外送金などの決済業務の見直しを行い、非金利収入を増加させることができました。……今後につきましては、ロシア・ウクライナ情勢を背景にキルギス経済の先行きは依然として不透明な状況となっております。このような環境の中、キルギスコメルツ銀行は、リスク管理とコンプライアンス体制を強化し、安定した預金基盤の構築と顧客ニーズに応える融資商品の提供に努めます。また、バックオフィス業務の効率向上を目指して、その業務プロセス・IT基盤の見直しを行います。」
個人融資の商品開発、決済業務の見直し、リスク管理・コンプライアンス強化に加え、バックオフィスの業務プロセス・IT基盤の見直しを進める方針を示している。決済業務の見直しにより非金利収入が増加したとも記載している。 - FY2023前進有価証券報告書
「新決済システムの導入によるデジタルバンキングの推進、キルギス国内唯一のクレジットカードのプロセシングセンターを設立するなど、キルギスにおける「最も便利で信頼できる先進的な銀行」に成長することを目指し、銀行業務だけでなく幅広い金融サービスの展開に向けて、個人向けのカード事業とオンラインサービスを強化しております。」
従来の中小企業・個人向け融資、カード、オンラインサービスの強化に加え、新決済システム及びクレジットカードのプロセシングセンターを通じた金融サービス基盤の強化を具体化している。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「今後につきましては、ロシア・ウクライナ情勢を背景にキルギス経済の先行きが不透明な状況となっております。このような環境の中、キルギスコメルツ銀行は安定した預金基盤の構築と顧客のニーズに応える融資商品の提供に注力するとともに、引き続き中小企業融資とリテール事業に特化し、カード業務とオンライン決済業務の強化、非金利収入の割合の拡大を図ります。」
国際情勢を踏まえた安定預金基盤、中小企業・リテール特化、カード・オンライン決済及び非金利収入拡大の方針を継続している。 - FY2023-Q1制裁・国際情勢を踏まえた事業再重点化有価証券報告書
「リスクとコンプライアンス管理を徹底するとともに貸出業務を慎重に行い、ロシアにおける大手銀行や企業に対する制裁の影響から国際業務の見直しを行いました。……中小企業融資とリテール事業に特化し非金利収入の割合の拡大を図ります。」
キルギスコメルツ銀行は、ロシア・ウクライナ情勢と制裁を受け、国際業務を見直しつつ、預金基盤、顧客ニーズに応える融資商品、中小企業融資、リテール及び非金利収入へ重点を置く方針を示した。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「今後につきましては、キルギス経済の回復に伴い、中小企業向け融資と個人向け融資を強化し貸出残高のさらなる増加、新規顧客の開拓による預金残高の増加に注力してまいります。また、リテール事業の拡大に向けて、新決済システムの導入によるモバイルバンキングやクレジットカード事業の強化、個人向けの新商品開発を進めてまいります。」
キルギスコメルツ銀行について、中小企業・個人向け融資、新規顧客開拓、モバイルバンキング、クレジットカード及び新商品開発による回復・リテール拡大策を継続している。 - FY2022-Q2回復を見据えた貸出・預金拡大施策の再提示有価証券報告書
「今後につきましては、キルギス経済の回復に伴い、中小企業向け融資と個人向け融資を強化し貸出残高のさらなる増加、新規顧客の開拓による預金残高の増加に注力してまいります。また、リテール事業の拡大に向けて、新決済システムの導入によるモバイルバンキングやクレジットカード事業の強化、個人向けの新商品開発を進めてまいります。」
既存融資先を支援する慎重運営を続けながら、経済回復を見据え、中小企業・個人向け融資、新規顧客開拓、モバイルバンキング、クレジットカード、新商品開発を進める方針を示している。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「このような環境の中、キルギスコメルツ銀行につきましては、融資残高と預金残高を慎重に運用し、既存融資先のサポートに注力いたしました。融資残高と預金残高は順調に増加したものの、景気悪化により資金運用収益は減少し、各種経費も増加しております。今後につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により融資先の財政状態が不透明となってきているため、貸出審査及びリスク管理を厳格化し、慎重な業務を行うことといたします。また、リテール事業の拡大に向けて、新決済システムの導入によるオンラインバンキングやクレジットカード事業の強化、個人向けの新商品開発を進めてまいります。」
新規貸出を抑え既存融資先を支援する慎重運営、貸出審査・リスク管理の厳格化、新決済システム等によるリテール事業強化を継続している。 - FY2021-Q2後退有価証券報告書
「このような環境の中、キルギスコメルツ銀行につきましては、融資残高と預金残高を慎重に運用し、新規貸出を抑えながら既存融資先のサポートに注力いたしました。」
新規貸出を抑制し、既存融資先の支援を優先する運営へと重点を移した。従来の貸出拡大方針は感染症下で慎重化している。 - FY2021-Q1前進有価証券報告書
「キルギスコメルツ銀行につきましては、融資残高と預金残高を順調に増加させており、金利収入を増加させるため特に利回りの高い中小企業向け融資と個人向け融資に注力してまいりました。為替変動の影響によるドル建て融資残高の増加もあり融資残高は前年同期比で23.6%増加、預金残高は4.8%増加となり、業績は徐々に改善してきております。今後につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により融資先の財政状態が不透明となってきているため、貸出審査及びリスク管理を厳格化し、慎重な業務を行うことといたします。また、リテール事業の拡大に向けて、新決済システムの導入によるオンラインバンキングやクレジットカード事業の強化、個人向けの新商品開発を進めてまいります。」
中小企業・個人向け融資への注力により、融資残高は前年同期比23.6%、預金残高は4.8%増加した。新型コロナウイルス感染症を受けて貸出審査・リスク管理を厳格化する一方、新決済システム、オンラインバンキング、クレジットカード及び個人向け新商品を引き続き強化する。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「今後は、新決済システムの導入によるオンラインバンキングやクレジットカード事業の強化、個人向けの新商品開発を進めてまいります。また、営業とリスク体制の見直しや人事制度の見直しを行い、全体的な収益性の向上を図ってまいります。」
新決済システム、オンラインバンキング、クレジットカード、新商品開発、営業・リスク体制及び人事制度の見直しを通じた収益性向上策を継続している。融資残高と預金残高も前年同期比で増加した。 - FY2020-Q1前進有価証券報告書
「このような環境の中、キルギスコメルツ銀行につきましては、融資残高と預金残高を順調に増加させており、金利収入を増加させるため特に利回りの高い中小企業向け融資と個人向け融資に注力してまいりました。融資残高は前年同期比で35.6%増加、預金残高は33.6%増加となり、業績は徐々に改善してきております。」
中小企業・個人向け融資への注力により、融資残高及び預金残高が前年同期比で増加し、業績が徐々に改善していると記載している。 - FY2019新決済システム・制度見直しの計画化有価証券報告書
「今後は、新決済システムの導入によるオンラインバンキングやクレジットカード事業の強化、個人向けの新商品開発を進めてまいります。また、営業とリスク体制の見直しや人事制度の見直しを行い、全体的な収益性の向上を図ってまいります。」
キルギスコメルツ銀行について、新決済システム、オンラインバンキング、クレジットカード、新商品、営業・リスク体制及び人事制度の見直しを対応策として記載している。 - FY2019-Q3運営改善施策の追加有価証券報告書
「キルギスコメルツ銀行につきましては、貸出残高と預金残高の増加を継続させ、特に利回りの高い中小企業や個人向けの貸出に注力してまいりました。一方で、前連結会計年度からの事業拡大に伴い、人件費を含む経費が増加しております。今後は、オンラインバンキングやクレジットカード事業の強化、新商品開発を進めるとともに、営業体制の見直しや従業員の研修等を行い、全体的なサービスの向上を図ってまいります。」
中小企業・個人向け貸出への注力を継続する一方、オンラインバンキング、クレジットカード、新商品開発に加え、営業体制の見直しと従業員研修を対応策として追加している。 - FY2019-Q2引き上げ有価証券報告書
「今後は、利回りの高い中小企業や個人向けの貸出、オンラインバンキングやクレジットカード事業を強化するとともに、手作業を削減するシステムの強化や全体的な合理化も図ってまいります。」
収益圧迫への対応として、従来の個人貸出・クレジットカード中心の施策から、中小企業向け貸出、オンラインバンキング、システム強化、全体合理化まで対策の範囲を広げている。 - FY2019-Q1収益圧迫への対応強化有価証券報告書
「このような環境の中、キルギスコメルツ銀行につきましては、貸出残高と預金残高の増加は続いているものの、市中金利の低下を受けて貸出金利が低下し、収益が圧迫されました。また、前連結会計年度からの事業拡大に伴い、人件費を含む経費が増加しております。今後は利回りの高い個人貸出、クレジットカード事業を強化するとともに、手作業を削減するシステムの強化や全体的な合理化も図ってまいります。」
貸出・預金が増加する一方、市中金利低下による貸出金利低下と事業拡大に伴う経費増加で収益が圧迫され、新たに高利回り個人貸出、クレジットカード、システム強化、合理化を対応策として示している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「今後は、貸出業務の強化、ATMの増設、カード事業の更なる推進等のサービスの向上を行ってまいります。」
キルギスコメルツ銀行について、貸出業務、ATM、カード事業などのサービス強化方針を継続している。 - FY2018-Q3事業拡大とコスト増加有価証券報告書
「貸出残高と預金残高が急激に増加しているものの、カード事業のコストや人件費が増加しています。今後は、貸出業務の強化、ATMの増設、カード事業の更なる推進等のサービスの向上を行ってまいります。」
キルギスコメルツ銀行では貸出・預金が急増する一方、カード事業費用と人件費も増加しており、貸出強化、ATM増設、カード事業推進を今後の施策として記載している。 - FY2018-Q2前進有価証券報告書
「キルギスコメルツ銀行につきましては、6月に増資を実行し、自己資本を増強いたしました。今後は、貸出業務の強化、ATMの増設、カード事業の更なる推進等のサービスの向上を行ってまいります。また、当第2四半期連結会計期間より損益計算書も連結しております。」
増資による自己資本増強に加え、第2四半期から損益計算書の連結を開始し、子会社化後の連結・事業強化が進展した。 - FY2018-Q1前進有価証券報告書
「当第1四半期連結会計期間より、キルギスコメルツ銀行(OJSC Kyrgyzkommertsbank)の株式を取得し、連結の範囲に含めております。なお、みなし取得日を平成29年3月31日としており、当第1四半期連結会計期間においては、貸借対照表のみを連結しております。取得後の議決権比率 52.90%」
キルギスコメルツ銀行の株式取得が連結範囲に反映され、議決権比率52.90%の子会社として貸借対照表の連結を開始した。 - FY2017初出有価証券報告書
「キルギスコメルツ銀行は、キルギス共和国に本店を置く銀行であり、カード事業やネットバンキングを推進するための優れたIT基盤を有しております。今後、キルギスコメルツ銀行はキルギス共和国における「最も便利で信頼できる先進的な銀行」に成長することを目指し、融資業務及び外国為替業務の強化、カード事業の更なる推進そして新たな金融商品・金融サービスの提供等を積極的に行ってまいります」
キルギスコメルツ銀行の子会社化に伴い、融資・外国為替・カード・ネットバンキング・新金融商品を強化し、キルギスで利便性と信頼性の高い銀行を目指す計画を初めて開示している。