本報告書に記載された事業概要は、北海道を拠点とする地域金融グループである北洋銀行グループの銀行業を中心とした金融サービスの提供体制を要約したものである。グループは当行および連結子会社6社及び投資事業組合等で構成され、銀行業務を中心にリース業務、クレジットカード業務、証券業務等を含む金融サービスを提供している。グループの事業区分は「銀行業」「リース業」のセグメント構成とされ、関係会社として「株式会社札幌北洋リース」「株式会社札幌北洋カード」「北洋ビジネスサービス株式会社」「ノースパシフィック株式会社」「北洋証券株式会社」「株式会社北海道共創パートナーズ」が挙げられる。グループの位置づけは国内の金融市場における地域密着型サービスの提供であり、道内の地域経済の活性化およびGX(グリーントランスフォーメーション)関連投資の推進を戦略的に位置付けている。中長期の経営方針としては長期ビジョン「北海道の魅力度・幸福度をともに日本一へ」を掲げ、2025年12月に公表したブランドスローガンと、Make the HOKKAIDO Way 1st stageを中期経営計画として策定し、2026年4月から2029年3月を計画期間とする。中期計画の五つの全体戦略は以下の通りである。① 北海道密着戦略 ② 完全デジタル化戦略 ③ ロイヤルティ向上戦略 ④ 非金融・多角化戦略 ⑤ 人財・組織変革戦略この計画の実行を通じ、企業価値の向上と地域社会の発展を両立させることを目指す。サステナビリティ面では、ガバナンス、環境・社会・人的資本に関する重点取組を設定しており、次年度以降の業務運用にも反映する方針である。上述の事業の主な構成要素は以下のとおりである。- 主な事業領域 - 銀行業(預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務、有価証券業務、クレジットカード業務等) - リース業(リース業務を実施する北海道所在の連結子会社札幌北洋リース) - その他(カード業務、信用保証業務、銀行事務代行、信用保証業務、証券業務、コンサルティング・人材紹介・M&Aアドバイザリー等を提供する関連事業会社)- 主要市場と地域 - 国内市場が中心。北海道地域経済の発展を主たる営業基盤とし、デジタル化、GX関連プロジェクト、次世代エネルギー等の地域ニーズに対応している。- 事業上の注目点 - 北海道でのGX導入ポテンシャルを活用した新規投資・ファイナンスの機会拡大、地域企業のサプライチェーン強化、デジタル化の推進(北洋銀行アプリの普及、WEB完結型住宅ローン等の推進)、人材育成と組織変革の取り組み、地域社会への貢献を戦略的に推進。- 経営方針と今後の見通し - 中期経営計画Make the HOKKAIDO Way 1st stageを2026年4月~2029年3月に実施。北海道のGX・半導体・次世代エネルギー等の成長分野を支援することで地域経済の持続的発展に貢献する方針。