NICIGASグループは、LPガス・都市ガス・電気の販売を中核とし、ガス機器の販売・ガス設備工事、データ連携を活用したプラットフォーム提供、及びそれら事業に関連する輸送・工事等を展開しています。グループは、同社および子会社13社並びに関連会社1社で構成され、LPガス事業・電気事業・都市ガス事業の三つの報告セグメントを中心に、プラットフォーム提供・機器販売・受注工事等を周辺事業として展開しています。2026年3月期末時点で「主要な関係会社」として、エナジー宇宙、エナトラ、日本瓦斯工事、雲の宇宙船、東京エナジーアライアンス、門倉商店、北斗管工などが挙げられます。LPガスの供給は輸入を前提とし、都市ガスの供給は導管を含む設備運用を含み、電源(電力)は東京電力グループから安定調達しています。なお、エネルギーの総合利用を志向する「総合エネルギー事業」への進化を推進しており、プラットフォーム事業とエネルギーソリューション事業の拡大を通じて、CO2削減と事業成長を両立させることを中長期目標としています。2027年3月期までの新3ヶ年計画(27/3期〜29/3期)では、LPガス事業・電気事業の収益拡大に加え、都市ガス事業・プラットフォーム事業の収益を成長させ、29/3期には営業利益250億円、純利益175億円を目指すとしています。資本政策としては、26/3期を最終年度とする前3ヶ年計画でROICを13%まで向上させ、ROEを22%へ引き上げ、自己資本比率40%程度を維持する方針を掲げています。キャッシュフロー面では、営業CF281億円、投資CF71億円、財務CF166億円の結果となり、フリーキャッシュフローは210億円となっています。2025年3月期CO2排出量は総排出量283.3万t-CO2(内訳: Scope1 1.4万t-CO2、Scope2マーケット基準0.2万、Scope2ロケーション基準0.3万、Scope3 281.7万t-CO2、うちカテゴリ1 43.8万、カテゴリ2 1.3万、カテゴリ3 65.0万、カテゴリ11 171.6万)、2024年3月期の総排出量と比較して減少傾向にあり、2031年3月期までのCO2排出量削減を目標としています。自然資本の活用とTNFDに基づく開示を推進し、気候変動関連リスクと機会のシナリオ分析を実施しています。