特定仕入先への依存
FY2020に初出。5回の記載のうち1回が「後退」で、最初の「後退」はFY2021。直近の記載はFY2024。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。62社中20社が悪化側に。
直近の記載が「削除」なのは、ほかに1社。
- FY2024削除有価証券報告書
「当社は商品の仕入を行う際には、仕入先の供給力を確認した上で仕入を行っておりますが、仕入先の対応に支障が生じた場合や仕入先が倒産した場合、商品の供給に支障が生じ、当社の事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。」
前事業年度まで記載されていた協和工業株式会社の仕入高比率や独占販売覚書への具体的言及はなくなり、仕入先リスクは一般的な供給停止リスクとして記載されている。 - FY2023悪化有価証券報告書
「当社の取り扱う商品は、主要な仕入先である協和工業株式会社に対する割合が高くなっており、2023年2月期における仕入高の31.8%が協和工業株式会社に対するものです。/当社は、2019年7月1日に協和工業株式会社との間で、「独占販売に関する覚書」契約を締結しておりましたが、契約期間が満了し、同契約は終了しております。」
主要仕入先への仕入高集中度は28.9%から31.8%へ上昇した。また、協和工業株式会社との独占販売に関する覚書は契約期間満了により終了したと記載している。 - FY2022対処有価証券報告書
「当社の取り扱う商品は、主要な仕入先である協和工業株式会社に対する割合が高くなっており、2022年2月期における仕入高の28.9%が協和工業株式会社に対するものです。」
主要仕入先への仕入高集中度は52.3%から28.9%へ低下した。ただし、資本関係がなく取引継続が保証されないリスクは引き続き記載している。 - FY2021後退有価証券報告書
「2021年3月期における仕入高の52.3%が協和工業株式会社に対するものです。当社は、特定の非PB商品に係る売上高比率が一定を超えた仕入先に対しては、独占販売契約の締結を検討してまいります。当社は、協和工業株式会社と独占販売に関する覚書を締結しており、今後も当該取引先との安定的な取引を確保できるよう努めてまいりますが、当該取引先との資本関係は無く、取引の継続性や安定性が保証されていないため、当該取引先の経営施策や取引方針の変更等によっては、当社の事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。」
主要仕入先への集中度は62.7%から52.3%へ低下したが、依然として高い集中度と取引継続の不確実性を記載している。 - FY2020初出有価証券報告書
「2020年3月期における仕入高の62.7%が協和工業株式会社に対するものです。当社は、協和工業株式会社と独占販売に関する覚書を締結しており、今後も当該取引先との安定的な取引を確保できるよう努めます。」
主要仕入先への高い集中度を示し、独占販売覚書による安定取引確保を図っているが、継続性は保証されないとしている。