円高・為替変動による収益への影響
FY2017-Q2に初出。30回の記載のうち13回が「対処」で、最初の「対処」はFY2018-Q1。直近の記載は2026-05-28。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。159社中71社が悪化側に。
- 2026-05-28対処決算説明資料
「戦略的な為替リスク回避策による為替差益の計上(68 百万円)や、徹底した販管費の投資対効果の精査も利益を大きく押し上げています。」
為替リスク回避策の実施と為替差益の計上が示され、為替変動リスクへの対応が記載された。 - FY2026為替差益の拡大有価証券報告書
「経常利益は、円安に伴う為替差益419,253千円の計上もあり、717,593千円(前年同期比856.6%)の大幅増益となりました。」
円安に伴う為替差益が419,253千円計上され、為替変動の利益面への影響が前年より拡大した。輸入仕入コストへの影響を含む為替リスク自体はリスク項目として継続している。 - FY2025為替差益と仕入コスト影響の併存有価証券報告書
「経常利益については、円安基調で推移したことで外貨建て取引における為替差益が166,311千円計上されたものの、営業利益の落ち込みから前連結会計年度に比べ減少しました。」
円安基調により166,311千円の為替差益が計上された一方、円安は海外仕入商品の価格高騰や売上原価増加にも影響しており、為替変動の損益影響が利益・コストの両面に現れた。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「営業利益においては、売上高が前年同期と比べ微増のなか、一部の在庫評価減や地金の高騰、急激な円安の影響を受け売上原価が増加したことから売上総利益率が前年同期と比べ2.6ポイント減少しました。」
急激な円安が地金高騰や一部在庫評価減とともに売上原価増加へつながり、売上総利益率が前年同期比2.6ポイント低下した。 - FY2025-Q1悪化有価証券報告書
「ホームユース事業では、予想以上の大幅な円安における売上原価の増加や、ホームセンター市場の回復が遅れてはいるものの」
予想以上の大幅な円安がホームユース事業の売上原価増加として実際に影響した。なお、急激な円安により183,241千円の為替差益も計上している。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「為替相場が想定から3%~11%程度円安に進んだ影響から仕入原価が上昇したことや」
想定を3~11%程度上回る円安により仕入原価が上昇し、為替変動が実際の原価負担として現れた。 - FY2024-Q2為替差益の縮小有価証券報告書
「前年同期は、前々期の材料や海上運賃が高騰する前の在庫販売割合が高かったことで売上総利益率を押し上げたことや、急激な為替変動(円安)による為替差益269百万円(当期は80百万円)の計上など、類例のない事象の発生のためです。」
前年同期の269百万円の為替差益に対し、当期は80百万円となり、為替差益の反動が利益の前年同期比減少要因として示された。 - FY2024-Q1為替差益の反動有価証券報告書
「前年同期は、前々期に材料や海上運賃が高騰する前の在庫販売割合が高かったことで売上総利益を押し上げたことや、急激な為替変動(円安)による為替差益314百万円の計上など、類例のない事象の発生のためです。」
前年同期の急激な円安による314百万円の為替差益に対し、当四半期の為替差益は10百万円程度となり、前年同期比で経常利益を押し下げる比較要因となった。 - FY2023対処有価証券報告書
「経常利益においては、第3四半期から期末に向け円高に推移したことで、外貨債権の一部を通貨スワップによりレートを固定したものの、為替差益が想定より減少したことから前年同期比64.2%となりました。」
円高局面に対し、外貨債権の一部を通貨スワップで固定する対応を実施した。ただし、為替差益は想定より減少した。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「為替差益 90,967 463,162」
円安の進行により為替差益が前年同期より増加し、当四半期の為替変動による損益影響は利益方向に現れた。ただし、円安自体は経済環境上の懸念要因として引き続き記載されている。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の拡大が収まらず、ロシアによるウクライナ侵攻や急激な円安、資源高など企業収益を取り巻く環境は不透明感が増し、依然として先行きは不透明な状況が続いております。」
為替変動リスクについて、急激な円安が企業収益を取り巻く新たな不透明要因として明示されている。一方、営業外損益では円安進行により為替差益が前年同期より増加した。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、引き続き新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が続いているなか、景気の持ち直しが見られたものの、為替相場における円安の進行や、ウクライナ情勢による海外情勢の不安定感が見られ、金融資本市場等の変動など今後の経済活動への新たな懸念事項も生じており、景気の先行きは不透明な状況となっております。」
従来の為替変動リスクについて、円安の進行が新たな経済上の懸念事項として明示された。 - FY2022対処有価証券報告書
「経常利益につきましては、為替変動リスクの対策において為替差損の発生を抑えたことから、経常利益は 1,530,643千円(予算比5.4%増)となり、経常利益率が計画より0.2ポイント増加しました。」
為替変動リスクへの対策により為替差損の発生を抑え、経常利益率は計画を0.2ポイント上回った。 - FY2022-Q3引き上げ有価証券報告書
「当社グループは、商品のうち約50%は海外(主に中国)より、ドル・ユーロ等の通貨建で輸入しております。よって、それらの商品の仕入原価および仕入債務等の項目は、発生時および換算時の為替レートにより影響を受けます。」
海外、主に中国からの輸入が商品の約50%を占めることを新たに数値化し、為替変動のエクスポージャーを明示している。為替予約等による対応も記載している。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「為替差益 - 51,313」
前年同四半期の為替差損から当四半期は為替差益となり、為替変動の損益影響が改善した状態を継続している。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「営業外収益において、為替差益(前年同四半期は為替差損)を計上したことから、経常利益は453,122千円(前年同四半期比241.1%増)となり」
前年同期の為替差損から当四半期は為替差益に転じ、為替変動による経常利益への影響が改善した。 - FY2020対処有価証券報告書
「営業外費用において、為替変動に伴い為替差損は前年と比べ大幅に縮小したことから、経常利益は469,104千円(前年同期比40.6%増)となりました。」
為替差損が前年から大幅に縮小し、為替変動による経常利益への影響が改善したと記載している。 - FY2020-Q3対処有価証券報告書
「為替変動を受け輸入仕入価格の上昇による原価率の悪化を懸念したものの、自社製品への集約が進んだことで前年並みで落ち着くなか」
為替変動による輸入仕入価格・原価率の悪化を懸念しつつも、自社製品への集約により影響が前年並みに抑えられたと記載している。 - FY2020-Q2対処有価証券報告書
「また、営業外費用において為替差損が減少したこと等から、経常利益は324,458千円(前年同四半期比5.2%増)となったものの」
為替差損が前年同期より減少し、経常利益への為替影響は前期から改善している。 - FY2020-Q1対処有価証券報告書
「営業外収益において、為替差益(前年同四半期は為替差損)を計上したことから、経常利益は173,531千円(前年同四半期比1,065.3%増)となり」
前年同期の為替差損から当四半期は為替差益に転じ、為替変動による経常利益への影響が改善している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「為替変動リスクを回避すべく手段を講じたものの、為替差損を計上したことから、経常利益は333,530千円(前年同期比41.7%減)となりました。」
為替リスクへの対応策を講じているものの、為替差損が発生し経常利益に影響する状況が続いている。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「また、営業外費用において、為替変動リスクを回避すべく手段を講じたものの、為替差損を計上したことから、経常利益は244,669千円(前年同四半期比52.9%減)となり」
為替変動リスクへの対応策を講じたものの為替差損が発生し、経常利益が前年同期比52.9%減となった。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「為替変動リスクを回避すべく手段を講じたものの、為替差損を計上したことから、経常利益は308,563千円(前年同四半期比35.6%減)となり」
為替リスク回避策を講じたものの、当第2四半期累計では54,431千円の為替差損を計上し、前年同期の35,510千円から増加した。売上原価の上昇にも為替変動が影響している。 - FY2019-Q1対処有価証券報告書
「営業外費用において、為替差損を計上したことから、経常利益は14,891千円(前年同四半期比86.0%減)となり」
為替差損はなお発生しているが、当第1四半期の為替差損は114,675千円で前年同期の143,112千円を下回った。一方、経常利益への影響は継続している。 - FY2018対処有価証券報告書
「営業外費用において、貸倒引当金繰入額を計上したものの、為替差益(前年は為替差損)を計上したことから、経常利益は571,752千円(前年同期比77.3%増)となり」
前年の為替差損から当期は為替差益に転じ、為替変動による損益面の影響が改善している。一方、為替変動リスク自体への対応方針は継続している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「営業外費用において、為替の影響により為替差損を計上したものの前年同四半期よりは抑えられたことから、経常利益は519,473千円(前年同四半期比715.0%増)となり」
為替差損はなお発生しているが、前年同期より抑制された状態が続いている。 - FY2018-Q2対処有価証券報告書
「営業外費用において、為替の影響により為替差損を計上したものの前年同四半期よりは抑えられたことから」
為替差損はなお発生したが、前年同四半期より抑制され、経常利益は前年同期比517.1%増となった。 - FY2018-Q1対処有価証券報告書
「営業外費用において、前年同四半期よりは抑えられたものの為替の影響により為替差損を計上したことから、経常利益は106,303千円(前年同四半期比236.6%増)となり」
為替差損の影響はなお発生しているが、前年同四半期より抑えられ、経常利益も前年同期を上回った。 - FY2017-Q3悪化有価証券報告書
「営業外費用において、為替の影響により為替差損を計上したことから、経常利益は63,735千円(前年同四半期比91.5%減)となり」
為替差損が504,318千円となり、円高・為替変動による利益への影響が前四半期より大幅に悪化している。 - FY2017-Q2初出有価証券報告書
「中国をはじめとしたアジア新興国の景気減速や、欧州などの情勢不安が懸念される中での円高進行など、先行き不透明な状況が続きました。」「営業外費用において、為替の影響により、経常利益は77,604千円(前年同四半期比85.8%減)となり」
円高進行が懸念材料として挙げられ、当四半期には為替差損405,481千円を計上し、経常利益が大幅に減少した。