サプライチェーン毀損・人手不足による航空機メーカー生産増強の遅延
FY2024-Q1に初出。10回の記載のうち5回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
AeroEdgeがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに1社。
- FY2026再掲有価証券報告書
「当社グループの主力製品であるチタンアルミ製低圧タービンブレードを搭載したLEAPエンジンを採用する中小型航空機の受注残高は高水準で推移しており、航空機メーカー各社は、サプライチェーンの制約といった課題に直面しながらも、安定生産および増産に向けた対応を進めております。」
サプライチェーン制約は残るが、航空機メーカーの安定生産・増産への対応を継続して記載している。Boeing社の生産上限引き上げ承認も示された。 - FY2026-H1再掲有価証券報告書
「航空機メーカー各社は、原材料価格の高騰やウクライナ情勢等に起因するサプライチェーンの混乱に直面しながらも、高水準の受注に対応すべく生産拡大を進めております。」
原材料価格高騰や地政学情勢に起因するサプライチェーン混乱は継続している。一方、航空機メーカー各社は高水準の受注への対応として生産拡大を進めていると記載された。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「一方で、仏Airbus社においては、新型コロナウイルス感染症やウクライナ情勢を発端としたサプライチェーンの毀損や人手不足の影響の顕在化により、生産拡大にやや遅延が見られております。米Boeing社においては、サプライチェーンの毀損や人手不足の影響に加え、品質問題により生産量が低迷しており、また、2024年9月に発生したストライキにより一時的な生産停止を余儀なくされました。」
従来のサプライチェーン毀損、人手不足及び品質問題に加え、Boeing社で2024年9月のストライキによる一時的な生産停止が発生した。 - FY2024再掲有価証券報告書
「一方で、新型コロナウイルス感染症やウクライナ情勢を発端としたサプライチェーンの毀損や人手不足の影響の顕在化により、仏Airbus社及び米Boeing社ともに、生産体制の増強に一部遅延が見られております。また、米Boeing社においては、737MAXの品質問題に直面し、品質体制の構築を優先することによる一定期間の生産拡大の見合わせを発表しております。」
サプライチェーン毀損、人手不足及び737MAX品質問題による航空機メーカーの生産増強遅延を継続して認識している。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「また、米Boeing社においては、737MAXの品質問題に直面し、品質体制の構築を優先することによる一定期間の生産拡大の見合わせを発表しております。」
従来のサプライチェーン毀損・人手不足による生産増強の遅延に加え、737MAXの品質問題を理由とするBoeing社の一定期間の生産拡大見合わせが記載された。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「一方で、新型コロナウイルス感染症やウクライナ情勢を発端としたサプライチェーンの毀損や人手不足の影響の顕在化により、仏Airbus社及び米Boeing社ともに、生産体制の増強に一部遅延が見られており、当社の主要事業であるLEAPエンジン向けチタンアルミブレードの販売についても、下期から拡大することを想定しております。」
サプライチェーン毀損と人手不足による航空機メーカーの生産増強の遅延が継続しており、主力製品の販売拡大時期も下期想定とされている。 - FY2024-Q1初出有価証券報告書
「一方で、新型コロナウイルス感染症やウクライナ情勢を発端としたサプライチェーンの毀損や人手不足の影響の顕在化により、仏Airbus社及び米Boeing社ともに、生産体制の増強に一部遅延が見られております。そのため、当社の主要事業であるLEAPエンジン向けチタンアルミブレードの販売についても、下期から拡大することを想定しております。」
外部サプライチェーンの毀損と人手不足が実際に航空機メーカーの生産体制増強の遅延として現れ、当社の主力製品販売の拡大時期にも影響している。