市場環境・信用状態悪化による流動性リスク
FY2017に初出。5回の記載のうち2回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2018。直近の記載はFY2026。
富山第一銀行がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2025年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。58社中15社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに20社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「また、地政学リスクの顕在化、通商政策の変更による市場の混乱等により市場において取引ができなかったり、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより損失を被った結果、当行グループの業務運営や業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。」
従来の市場・信用状態悪化に加え、地政学リスク顕在化や通商政策変更による市場混乱を流動性リスク要因として明示した。 - FY2022再掲有価証券報告書
「内外の経済情勢や金融市場の変化、外部の格付機関が当行の格付を引下げた場合等、当行グループの信用状態が悪化した場合、通常より著しく高い金利による調達を余儀なくされることにより必要な資金が確保できず、資金繰りが困難となる可能性があります。」
市場・信用状態の悪化による調達金利上昇、資金確保困難化、市場混乱による損失の可能性を継続している。 - FY2021再掲有価証券報告書
「内外の経済情勢や金融市場の変化、外部の格付機関が当行の格付を引下げた場合等、当行グループの信用状態が悪化した場合、通常より著しく高い金利による調達を余儀なくされることにより必要な資金が確保できず、資金繰りが困難となる可能性があります。」
市場・信用状態の悪化による調達金利上昇、資金確保困難化、市場混乱による損失の可能性を継続している。 - FY2018悪化有価証券報告書
「内外の経済情勢や金融市場の変化、外部の格付機関が当行の格付を引下げた場合等、当行グループの信用状態が悪化した場合、通常より著しく高い金利による調達を余儀なくされることにより必要な資金が確保できず、資金繰りが困難となる可能性があります。また、市場の混乱等により市場において取引ができなかったり、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより損失を被った結果、当行グループの業務運営や業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。」
従来の調達金利上昇・資金繰り困難化に加え、市場混乱による取引不能や不利な価格での取引による損失を明示した。 - FY2017初出有価証券報告書
「経済環境や金融市場の変化、外部の格付機関が当行の格付を引下げた場合等当行グループの信用状態が悪化した場合、通常より著しく高い金利による調達を余儀なくされたり、資金繰りが困難になったりする可能性があります。」
経済・金融市場の変化や格付低下などによる調達費用上昇・資金繰り困難化の可能性を示している。