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発生事実7036イーエムネットジャパン情報通信・サービスその他

改善報告書

元CFOによる会社資金の私的流用と会計帳簿・開示書類の改ざんが判明し、過年度の決算短信や有価証券報告書などを訂正した。会社は、権限分散、内部監査、内部通報、銀行システム管理などの再発防止策を実施・計画している。

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悪化
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規模
540000000
円(個人口座への振込送金による不正支出額)
書きぶり
条件付き
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本件不正行為及び開示書類等に係る不適切な会計処理

対象となる主体

株式会社イーエムネットジャパン(不正行為者は当時の常務取締役CFOである元CFO)

対象拠点・対象製品

当社名義の銀行口座、金庫、会社名義のキャッシュカード、銀行取引システム及び会計システム

発生2021年8月頃~2025年12月

(元CFOによる不正行為の実施期間)

認知・通知受領2026年1月5日

(財務担当マネージャーの電子メールを通じて当社社長が認識した日)

162日後
この開示2026年6月16日
原因

元CFOが個人のFX取引で多額の損失を重ね、資金繰りが極限まで逼迫したこと。加えて、元CFOへの権限集中、管理統括部内の牽制機能の欠如、抑圧的な組織風土、内部通報制度の欠陥、内部監査・監査等委員会監査の形骸化、銀行取引システムのモニタリング不足があったこと。

会社の対応

調査体制

2026年1月11日に臨時取締役会で第三者委員会の設置を決議し、2026年1月19日に委員を選任。弁護士2名、公認会計士1名及び調査補助者で構成。

再発防止策

①取締役会による監督機能の強化、②独立したモニタリング機能の向上、③内部通報制度(コンプライアンス相談窓口)の活性化及び実効性の確保、④銀行取引システムに関するモニタリング及び管理の実施。具体的には、三様監査体制の連携強化、取締役会への月次報告、リスク報告チェックリストの整備、デュアル・レポーティングラインの導入、監査等委員会へのシステム・決算データへのアクセス権付与、内部監査室長の選任、外部専門機関の活用、親会社からの専門人員受け入れ、外部弁護士のみを窓口とする社外専用窓口の設置、コンプライアンス研修、特権承認者権限の削除、システム利用履歴のモニタリング、権限一覧の棚卸、大型金庫と小型金庫による二重管理体制への移行。

役員の責任

元CFOを2026年1月11日付で職務執行停止処分とし、辞任を勧告。同日付で元CFOから取締役辞任届の提出を受け、受理。

業績への影響額

過年度決算訂正による影響額は、2023年12月期第3四半期の四半期純利益△4,686千円、2023年12月期通期の当期純利益△7,402千円、2024年12月期第1四半期の四半期純利益+3,542千円、第2四半期の中間純利益+897千円、第3四半期の四半期純利益△12,857千円、2025年12月期第1四半期の四半期純利益△188,483千円、第2四半期の中間純利益△223,442千円、第3四半期の四半期純利益△252,102千円。なお、特別損失等の計上区分は非開示。

計上する会計期間

2023年12月期第3四半期・通期、2024年12月期第1四半期・第2四半期・第3四半期・通期、2025年12月期第1四半期・第2四半期・第3四半期

関係する手続き

種類

有価証券上場規程第504条第3項に基づく改善報告書の提出

裁判所・当局

株式会社東京証券取引所

今後の見通し

2026年7月を中心に、取締役会規程、コンプライアンス管理規程、内部監査規程、内部監査マニュアル及び経理規程を改定し、監督・監査・内部通報・銀行取引システム管理の改善措置を運用開始する。2026年11月からはケーススタディ等を含むコンプライアンス研修を年1回以上開催する。

発生した事象
項目内容
事象の名称本件不正行為及び開示書類等に係る不適切な会計処理
発生日2021年8月頃~2025年12月(元CFOによる不正行為の実施期間)
認知日・通知受領日2026年1月5日(財務担当マネージャーの電子メールを通じて当社社長が認識した日)
対象となる主体株式会社イーエムネットジャパン(不正行為者は当時の常務取締役CFOである元CFO)
対象拠点・対象製品当社名義の銀行口座、金庫、会社名義のキャッシュカード、銀行取引システム及び会計システム
原因元CFOが個人のFX取引で多額の損失を重ね、資金繰りが極限まで逼迫したこと。加えて、元CFOへの権限集中、管理統括部内の牽制機能の欠如、抑圧的な組織風土、内部通報制度の欠陥、内部監査・監査等委員会監査の形骸化、銀行取引システムのモニタリング不足があったこと。
業績への影響額過年度決算訂正による影響額は、2023年12月期第3四半期の四半期純利益△4,686千円、2023年12月期通期の当期純利益△7,402千円、2024年12月期第1四半期の四半期純利益+3,542千円、第2四半期の中間純利益+897千円、第3四半期の四半期純利益△12,857千円、2025年12月期第1四半期の四半期純利益△188,483千円、第2四半期の中間純利益△223,442千円、第3四半期の四半期純利益△252,102千円。なお、特別損失等の計上区分は非開示。
計上する会計期間2023年12月期第3四半期・通期、2024年12月期第1四半期・第2四半期・第3四半期・通期、2025年12月期第1四半期・第2四半期・第3四半期
訴訟・手続きの種類有価証券上場規程第504条第3項に基づく改善報告書の提出
裁判所・当局株式会社東京証券取引所
調査体制2026年1月11日に臨時取締役会で第三者委員会の設置を決議し、2026年1月19日に委員を選任。弁護士2名、公認会計士1名及び調査補助者で構成。
再発防止策①取締役会による監督機能の強化、②独立したモニタリング機能の向上、③内部通報制度(コンプライアンス相談窓口)の活性化及び実効性の確保、④銀行取引システムに関するモニタリング及び管理の実施。具体的には、三様監査体制の連携強化、取締役会への月次報告、リスク報告チェックリストの整備、デュアル・レポーティングラインの導入、監査等委員会へのシステム・決算データへのアクセス権付与、内部監査室長の選任、外部専門機関の活用、親会社からの専門人員受け入れ、外部弁護士のみを窓口とする社外専用窓口の設置、コンプライアンス研修、特権承認者権限の削除、システム利用履歴のモニタリング、権限一覧の棚卸、大型金庫と小型金庫による二重管理体制への移行。
役員の責任元CFOを2026年1月11日付で職務執行停止処分とし、辞任を勧告。同日付で元CFOから取締役辞任届の提出を受け、受理。
今後の見通し2026年7月を中心に、取締役会規程、コンプライアンス管理規程、内部監査規程、内部監査マニュアル及び経理規程を改定し、監督・監査・内部通報・銀行取引システム管理の改善措置を運用開始する。2026年11月からはケーススタディ等を含むコンプライアンス研修を年1回以上開催する。
この書類が述べていない項目(11件)
業績予想への影響原告被告提訴日・処分日請求額・課徴金額回収不能または回収遅延のおそれが生じた債権の額停止した業務再開予定日異動前の議決権所有割合異動後の議決権所有割合続報の予定

会社がこの書類で述べていない項目です。空欄にしたり、他の資料や推測で補ったりはしません。

会社が挙げている理由

会社自身の説明です。数値から推測したものではありません。

元CFOが個人のFX取引で多額の損失を抱え、資金繰りが逼迫したことを背景に会社資金を私的流用した。権限が元CFOに集中し、管理統括部内の牽制、内部監査、監査等委員会監査、内部通報制度、銀行取引システムのモニタリングが十分に機能しなかったことが、不正の継続と被害拡大の要因とされている。

このページの読み方

これは書類そのものではありません会社が提出した開示をKomoriが読み、要約しています。数値は会社が述べたとおりで、監査を受けたものではありません。
重みは評価ではありません会社が市場に伝えていた内容をどれだけ変えるかを測ったものです。株式に対する見方ではありません。
訂正されることがあります会社が同じ開示を出し直した場合、このページは訂正後の内容から作り直され、訂正番号が繰り上がります。
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