環境問題に伴う費用・信用リスク
FY2016に初出。8回の記載のうち5回が「再掲」。直近の記載はFY2023-Q1。
ルネサスエレクトロニクスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2025年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。14社中3社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに5社。
- FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「当社台湾子会社は、事業承継元の会社が過去に保有していた台湾の工場において生じた環境汚染問題に関連して、損害賠償請求を受けております。」
従来は損害賠償請求を受ける可能性として記載されていた台湾工場の環境汚染問題について、当 filing では台湾子会社が損害賠償請求を受けていると記載している。仲裁手続は請求者の要求により停止中である。 - FY2019再掲有価証券報告書
「過失の有無にかかわらず、環境問題に対して法的もしくは社会的責任を負う可能性があり、そのような事態が生じた場合、その対応のために多額の費用負担が発生する可能性や当社グループの社会的信用の低下を招く可能性があります。」
地球温暖化、大気・水質汚染、廃棄物、有害物質、土壌汚染に関する費用・信用リスクを継続している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「本件に関して、将来の引当金の計上の要否、その金額、発生時期を合理的に見積ることが困難なため、引当金は計上しておりません。」
台湾工場の環境汚染に関する請求・仲裁手続は停止中であり、引当金を計上していない状況を継続して記載している。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「さらに、当社の台湾子会社は、事業承継元の会社が過去に保有していた台湾の工場において生じた環境汚染問題に関連して、当該会社から損害賠償請求がなされる可能性があります。」
台湾工場の環境汚染に関連する損害賠償請求の可能性を継続して記載している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「環境問題に対して法的もしくは社会的責任を負う可能性があり、そのような事態が生じた場合、その対応のために多額の費用負担が発生する可能性や当社グループの社会的信用の低下を招く可能性があります。」
地球温暖化、大気・水質汚濁、廃棄物、有害物質、土壌汚染に関する費用・信用リスクを継続している。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「さらに、当社の台湾子会社は、他社に譲渡した台湾の工場において生じた環境汚染問題に関連して、譲渡先会社から損害賠償請求がなされる可能性があります。」
譲渡済み台湾工場の環境汚染に関連する損害賠償請求の可能性を引き続き記載している。 - FY2017-Q1悪化有価証券報告書
「また、当社の台湾子会社は、他社に譲渡した台湾の工場において生じた環境汚染問題に関連して、譲渡先会社から損害賠償請求がなされる可能性があります。」
環境問題に伴う一般的な費用・信用リスクに加え、譲渡済み台湾工場の環境汚染に関する損害賠償請求の可能性を具体的に記載している。 - FY2016初出有価証券報告書
「環境問題に対して法的もしくは社会的責任を負う可能性があり、そのような事態が生じた場合、その対応のために多額の費用負担が発生する可能性や当社グループの社会的信用の低下を招く可能性があります。」
地球温暖化、大気汚染、水質汚濁、産業廃棄物、有害物質、土壌汚染を挙げている。